嵐(妄想・小説) へのコメント(No.3385

  • No.3383 にのにの

    DM005SH

    10/08/19 20:14:56

    有り難くも頂いたリクを消化します。
    久しぶりのニノ。

    -----

    「同じのもう1杯お願いします」
    「‥飲み過ぎじゃない?」
    「大丈夫です、まだ素面ですから」

    心配そうな表情を見せるマスターに笑顔をみせ、受け取った7杯目のグラスを飲み干した。
    自棄呑みなんて、らしくない。
    私を知る人たちなら誰もがそう口を揃えるだろう。

    「すごいピッチだね」

    突然右から聞こえた声に振り向くと、暗がりの上に帽子を深くかぶっているせいで鼻から下しか見えない男の人がいた。
    ‥一言で表すならば、怪しすぎる。
    気づかれないように腰を浮かせ、さりげなく距離を保つ。

    「ねえ、俺の声、聞こえてる?」
    「‥聞こえてます」
    「あ、すげー警戒してるね(笑)」

    ‥声をひそめて話すこの人は、なかなか洞察力があるらしい。
    押し黙る私をみて、「ま、女の人はそのくらいがいいよ」と唇の端で笑みを作った。
    ‥とにかく今は、それどころじゃない。

    「マスター、もう1」
    「やめときなさいって。」

    グラスをつかむ私の指の先に、顔も見えないこの人の指が重なる。
    「‥なんなんですか」と少し睨む私に、「やめときなさいって。」と念を押すように言った。
    そして私の指を解くと、グラスを自分の方を引き寄せる。

    「なんか、痛々しいよ。」
    「‥ほっといてください」
    「何かあったの?」
    「‥‥‥‥」

    本当、何なの。
    何なの、この人。
    初対面の女捕まえて、痛々しいとか何かあったとか、失礼にも程がある。

    「‥しょーがないなぁ。特別サービス。」
    んふふ、っという小さな笑い声が聞こえたあと、目の前にてのひらが現れた。
    男の人のわりに小さくて、丸っこくて、可愛らしいてのひら。

    ‥‥え?なに?
    戸惑う私に構わず、開いたてのひらは拳になった。

    「はい、上に重ねて。」
    「え、なに‥」
    「いいから。」

    半ば強制的に、その拳の上に私の手を重ねさせる。

    「three,two,one,はいっ、離して。」
    「あ、はい‥‥」
    「じゃーーーん。」

    再び開いたてのひらには、小さなカード。
    さっきはなかったのに、と驚く私を無視して彼はそれを渡してきた。

    「あの‥‥?」
    「いいから。あけて。」
    「‥‥‥‥‥っ!!!!!」

    そこに書かれた文章に思わず声を出しそうになって、慌てて口をおさえた。
    帽子を目元まで軽くあげたその人は、妖しく微笑んで私を見つめかえす。

    「改めまして。二宮和也です。」

    ―――そう言いながら。






    ‥何て書いてあったかは、ご想像にお任せします^^

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