嵐(妄想・小説) へのコメント(No.3324

  • No.3321 にのにの

    DM005SH

    10/08/17 18:20:57

    先日のMステやっと見れました。コンサートが楽しみですね。
    二度目の大野くんです。

    -----

    まさかこんな事になるなんて、思ってもみなかった。

    「このへんですか?」
    「あ、はい、そうです。」
    「‥‥うん、なるほど‥」

    何をどう納得したのかひとりで頷いてゴソゴソと支度をはじめる彼は、テレビをつければ見ない日はない「嵐」のその人。のはず。
    でも何て言うか‥

    「あ、違います。そっちに垂らしちゃうとダメなんです。そこ、見えないけど下におっきな岩があるんで」
    「あーなるほど‥ありがとう」

    ‥私もここにいた方がいいのだろうか。
    そんなことを考えていると、「あなたもやります?」‥手持ち無沙汰な私に気がついたのか、こちらを振り向いた彼は片眉をすこしあげて話し掛けてきた。
    あまり表情を変えないまま、「もう一竿、あるんで」と取り出す。
    その様子がなんだか可愛くて、「‥じゃあ、お言葉に甘えて。」と言い、竿を受け取る。

    まだ朝方の4時。
    朝釣りの人たちがチラホラ見えるここで、私と彼は肩を並べていた。
    不思議と心地好い、無音。
    彼が前を向いたまま、ぽつりと話しかけてきた。

    「‥この辺の人なんですか?」
    「‥え?あ、ええ、実家が‥」
    「よく朝釣りに?」
    「今日はたまたまです。‥嫌な事があると、ここに来るんです。‥なんか、朝焼けの海が恋しくなるんです」
    「‥‥すみません」
    「なんで謝るんですか」
    「や、嫌な事あったんだなって‥思い出したくないならアレかなと‥」

    ゆっくりと話す彼の声は小さくて、小さな波にもかきけされてしまいそうで。だけど、あったかくて。
    ‥なぜか、泣けてきた。
    言葉が、つまる。
    私の異変に気がついた彼は、私の顔をみて、瞳を見開いた。

    「あ‥あはは、やだなぁ、泣くつもりなんてなかったのに‥。しかも初対面の人に‥ごめんなさい」

    彼は、慌てて涙をぬぐう私の顔をしばらく見つめ‥視線を海面に戻し、
    「初対面だから、じゃないですかね?」
    ぽつりと言った。

    「‥‥え?」
    「気がしれた仲間にも、言えない時ってあるもんだと僕は思ってます。信頼してる相手だからこそ、言えない時が。‥だから、初対面の僕に零しちゃったんじゃないんですかね‥」

    私に向けられているはずの言葉なのに、どこか遠くを見つめて彼は呟く。

    「‥そう、ですかね‥」
    「‥そうだと、思います」
    「‥‥‥」
    つん、と彼の左袖をひっぱり視線を合わす。

    「ありがとうございます。‥大野さん」
    精一杯の感謝の笑顔を見せて。

    「‥あれ、気づいてました?」
    ふにゃん、とやわらかく眉をさげて、彼も笑った。

    「‥いや、気づくでしょう普通‥」
    「あんまり普通だから、気づいてないのかと思って‥僕オーラないんで」
    「‥あはははははっ」
    「‥笑うとこ?」

    眉を下げた、すこし困ったような表情にも見えるその笑顔。
    とても好きだなと思った。

    ‥これをこれからずっと見られるようになるのは、もうすこし、先の話。



    end

  • No.3324 うん

    W64S

    10/08/17 20:47:07

    >>3321にのにのさんの、キュンキュンする~。凄く好きです。出来たらニノで書いてください(*^_^*)

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

返信コメント

  • No.3330 おーちゃんリクした者です

    KC3X

    10/08/17 22:15:43

    にのにのサンおーちゃん2つめ!おーちゃんののんびりさと優しさにキュンとしちゃった…
    >>3324サン、ニノ話、にのにのサン前にかいてるよー&#x{12:F65B};

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