嵐(妄想・小説) へのコメント(No.2760

  • No.2760 虹色

    SN3J

    10/08/03 19:48:33

    大野くん




    仕事が終わって、携帯を開いた。


    彼女からのメール

    [今まで、ありがとう。]

    一言だけだった。


    どういう事?


    意外とおいらは冷静だった。


    とりあえず話を聞こうと、家へ向かった。






    『○○?』

    部屋は静まり返っていて、人の気配がなかった。


    ったく、どこ行ったんだよ!



    おいらは、外へ飛び出した。
    今にも降り出しそうな空。


    携帯と傘だけ持って、ずいぶん歩いた
    あてもなく




    雨が降りだした。

    あっという間に土砂降り。



    角を曲がると、目の前にキミが歩いてた。


    傘もささず…
    ずぶ濡れで…


    『何やってんだよ。』

    おいらは、キミの手を掴んだ。


    キミは、振り返らずに立ち止まった。


    『こんなに濡れて…どこ行くんだよ?』


    彼女の正面にまわると、俯いて泣いてた。


    『…言えねぇの?』


    黙ったままだった…


    『顔、あげろよ。』

    悲しくなるだろ?


    まだ黙ってる


    『話してよ…』


    行くあてなんかないクセに…

    お願いだから言ってくれ



    彼女はゆっくり顔をあげた

    雨と涙でぐしょぐしょの顔

    目と鼻が赤くて…
    なにをこんなに悲しんでいるのか…

    胸が締め付けられた


    「…ごめんね……私じゃ、智を幸せに出来ない…ごめんね…」


    おいらの顔を見てくれない


    「サヨナラ」

    悲しそうな眼で、そう言って背を向けたんだ。


    なんで…?


    おいらは、その場に立ち尽くしてた


    意味がわからない…


    小さくなる彼女の背中、そのままに出来ない!


    おいらは、走った。
    邪魔な傘なんか閉じて、必死で。



    『待てよ!』

    彼女の肩を掴んだ。


    『まだ聞いてねぇよ!』

    久しぶりに声を張り上げた気がする。


    『理由……聞かせろよ。納得行かねぇだろ…。』


    おいらは、お前が好きだ!
    なのに
    なんで、離れていこうとするんだよ…
    わかんねぇ…



    彼女はゆっくり顔をあげた


    「…智は…やりたい事、たくさんあるのに……私に構ってくれて……私がいなかったら、誰にも邪魔されないよ?だから…離れようと思って。あなたは、その方が、輝けるよ」


    そんな、悲しい顔すんなよ…


    『そんな事、考えてたんだ………気付かなくて…ごめん』

    苦しい想いさせてたんだな…。


    『でもな…間違ってるよ。』

    おいらは、彼女を抱き締めた。




    続く

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

返信コメント

  • No.2761 虹色

    SN3J

    10/08/03 20:10:41

    >>2760




    彼女の身体は冷えきっていた…


    どれくらい歩いてたんだろう?
    こんなになるまで…


    『おいらは……お前がいなきゃ幸せになれねぇよ。』


    お前が、好きだから…


    『趣味の時間なんかより…○○と一緒にいる時間、大事なんだ。』


    わかってくれ…


    抱き締めたまま、おいらは泣いた。


    今なら、顔が見えないから…
    雨で誤魔化せるから…




    『なぁ…帰るぞ!身体、冷たい…』



    震える彼女の肩を抱きながら帰った。

    冷たい雨は、二人を打ち付けていた。








    「智?……私、あなたを苦しめてばかりだね…」

    シャワーを止めると、湯船の中で、彼女は呟いた。


    苦しくねぇよ…
    お前は、苦しかったんだね


    『なぁ…おいら…釣りも、絵も、お前がいるから、続けられるんだよ?』


    「…えっ?」


    泣いて腫れた目で、おいらを見上げてる。


    ドキッとした



    チャポンと水の音が響く

    おいらも湯船に浸かって、彼女を抱き締めた。

    あったかい…


    『お前がいなくなっちゃったら……何も出来なくなる…』


    彼女の手の甲にキスを落とした。


    「私…智が、好きな事してるのを見てるのが好きなの…いつも笑顔だから……」


    だから、あんな事、言ったんだね。


    あんたといる時も笑顔だよ。


    ちょっと、趣味に没頭しすぎたかな…


    『あの……悪かった。お前の気持ちも知らねぇでさ…』


    おいらは、不器用だ…


    「謝らないでよ…私が、勝手に考えてたんだから…」

    一人で、悩んでたんだな…


    もう一度ギュッと抱きしめる。

    あなたは、柔らかくて、抱き心地が良くて…


    『○○?…お前じゃなきゃ、ダメだ…』

    泣きそうになった



    『だからさ…傍にいろよ。』


    それだけで幸せ。


    『ずっと……ずっと。』


    おいらは、髪から滴る水滴を手で拭った。

    目を細めて微笑で、彼女の唇にキスをした。


    「傍にいて…いいの?」


    『当たり前だろ?』

    ダメな理由がない


    『なぁ…邪魔だなんて、思ってねぇから。』

    好きすぎるんだよ…

    今度は深くキスをした


    彼女が笑顔になった
    やっと笑ったね

    『その顔…大好き。』


    彼女の眼から雫がこぼれた。

    『泣くなよ。』

    もう、泣かさないから。


    ずっと、いつまでも一緒にいられたらいいな。
    おいらにとって、この上ない幸せ。





    終わり

  • No.2762 はっつん

    P705i

    10/08/03 20:27:10

    >>2758
    相葉くんloveさん、好きだけど身を引くみたいなとこがまじめな翔くんって感じがして、翔くんで読みました。切ない…でも、好きです(>_<)
    >>2760
    虹色さん、彼女追いかける大野くんがかっこいい(>_<)続きどうなるのか気になります。

    最近、トピみれるのでコメントついしちゃってますが、いつも長文でごめんなさいm(__)m

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