母親の役目?!【包茎心配症候群】父親の役目?!

  • 乳児・幼児
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    • 日本人の約60%ぐらいは仮性
      10/03/25 01:17:12

    ■ネットにQAずらり
    「もしかして包茎っぽいかも」と思ったのも、そんな観察の最中だ。インターネットで育児サイトを検索すると、子どもの包茎に関するQ&Aがずらり。「皮がむけていない」という同じ悩みに、「お風呂でむいて洗ってあげないと病気になる」とあった。むく?観察しても、どこをどうやればいいのかわからない。ママ友は女の子の母親ばかりだし、夫に聞いても放っておけと言う。主治医に相談したら、「お母さんが気になるなら」と、1日数回、ステロイド軟膏を塗りながら少しずつ皮をむいていく冒頭の方法を教えてくれた。 「病気になるのが怖いし、思春期になってから相談してくれるとも思えない。私の手の内にいる間に何とかしてあげたくて」同じような悩みを抱える乳幼児の母親が増えている。神奈川県の厚木市立病院泌尿器科の岩室紳也医師は、そうした母親たちの駆け込み寺になっている。これまでに6000人超を診察した。
    乳幼児健診で指摘されるようになったことに加え、口コミやネット情報が不安をあおる。幼稚園の同じクラスの子たちが次々と受診したこともある。
    ほとんどの新生児は包茎だ。成長とともに亀頭と包皮の癒着がはがれ、第二次性徴の時期に陰茎が成長し、亀頭が露出していく。多くの包茎は年齢とともに自然にむけるとされている。それなのになぜ、母親たちはこれほど心配するようになったのか。

    ■夫は知らんぷり
    「かつて男の子は友達と比べたり教え合ったりして、多少痛くても自力でむいていた。いまは思春期にそうした機会がなくなった。 オナニーの仕方を知らない子もいます」(岩室医師)父親から息子に「伝承」があってもいいはずなのに、なぜか父親は知らんぷりを決め込むことが多く、母親にバトンを渡す。都内の女性(34)の場合も、夫(35)に生後半年の長男の包茎について相談すると、「何もしなくていい」の一点張り。「あなたも最初はこんな見た目だった?」「いつ、どうやったらむけたの」と聞いても取り合ってもらえない。仕方なくネット上の写真の見よう見まねで、風呂でこっそりとむいている。(中略)

    ■「いつかは感謝」と… 神奈川県の女性(36)は、いま中学生の長男が3歳のときに包茎の手術を受けさせた。3歳児健診で指摘され、泌尿器科を受診した。特に炎症などの問題はなかったが、手術の選択肢もあると言われた。自分が中学生のときに同級生の男の子のモノが腫れて入院したときの衝撃が脳裏によみがえり、怖くなって手術を決めた。
    元気な長男が全身麻酔をかけられ、檻のようなストレッチャーで運ばれる様子を見たときはさすがに胸が痛んだ。手術で包皮を切除し、1週間の入院。当時の助成制度を使って手術費用は安く済んだ。
    だが、長男は小学生になると、「僕のモノ、みんなと違う」と言い始めた。「いつかは母さんに感謝するときが来るから」手術のことはもうしばらく秘密にするつもりだ。「もしいま包茎だったとしたら、きっと息子は私に相談していないはず。あのとき手術しておいてよかった。子どもの包茎を治すのは母親の仕事だと思います」

    (以下略。一部、固有名称を省略・変更した箇所あり。全文はAERA誌面でご確認下さい)

    ソース(AERA 3/29号 36~37ページ)

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