• No.292 アイちゃんの話2

    W52SA

    09/09/18 22:15:31

    けれど、それがつらくてつらくて仕方なくなってきた。 アイの体は見る間にやせ細っていった。 顔には斑点が浮き出た。 だから、先生はつらくてつらくて病院の駐車場までいっても 車から出ることができずに、帰ってくることもあったそうだ。 医師から先生に電話が入る。 「水谷先生いつ来てくれるかな、ってアイちゃん楽しみにしています。来てあげてください。」 先生は車で病院に向かった。 一番遠い場所に車をとめて、勢いをつけて走って病室まで行った。 そのままアイの病室にとびこんだ。 アイは50キロあった体重が20キロほどになっていた。 顔には斑点。 先生はアイのベッドに突っ伏して泣くしかなかった。「ごめんな、ごめんな」 アイはもう自分の力で体を動かすことはできなかったけど、 自分の指を少しずつ少しずつシーツの上に這わせて、突っ伏した先生の頭までたどり着かせた。

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返信コメント

  • No.297 里山

    N03A

    09/09/18 22:28:35

    >>292
    アイチャンの話、それは本になってるの???

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