• No.745 匿名

    11/04/18 17:51:15

    長いかも。

    大学のオリエンテーションで後の席だった人に話しかけられて、なかなかカッコイイし面白いし自然と仲良くなった。
    男女何人かで遊んでも彼は必ず私をアパートの前まで送ってくれた。実家暮らしの彼は降りる駅だって違うのに。
    コーヒー飲んでけばと言っても「男は狼だからね(笑)ダメダメ~」といつもアパートの前でバイバイ。

    痺れをきらした私が「なんか最近夜に覗かれてる気がして怖いんだよね…でも誰かさんは帰っちゃうしなー」と罠を仕掛けた。こんな見え見えの罠に、まんまと掛かった彼は終電まで一緒にいることに。
    ウキウキで晩ごはんを作る私に彼は「男物のパンツを干すといいらしい」とか「雨戸があるアパートに引っ越したほうがいい」とか言ってくるから「ごめん、ウソウソ。だっていつもうちに上がってってくれないからさ~」って笑いながら言ったら「ちょっとフライパンから離れてくれる?」と彼。
    は?と思いながら火を消したら彼がゆっくり近づいて来て静かに、でもギュッと強く抱きしめられた。
    「本気で心配したんだけど。何でそんな嘘つくの」と怒られた。「ごめん、だって晩ごはん一緒に食べたいし一緒にいたくて…」と彼を見上げたら、すごく優しい顔で「うん。でも飯食う前にチューしていい?」ってキスされた。
    キスのあと「俺さぁ、チューしただけで結婚するかもって初めて思ったんだけど」と言われた。


    旦那になってもうすぐ10年です。

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