成り行きKISSや彼氏話を聞かせて下さい へのコメント（No.296）

とある飲食店で遅番として働いて2年目の時、毎年夏になるとお店の前の通りが夏祭り会場になり歩行者天国で賑わっていた。その日は毎年お店も暇で店長に「今日はもう上がってもいいよ」と言われて帰ろうと着替えて外に出た時、店長も上がりだったらしく「俺も上がりだからちょっと夏祭り歩かない?なんか好きなの買ってやるよ」と誘われた。いつもより早い時間に仕事も終わり暇だったから二人で一緒に歩くことになった。でも余りにも人が多く前も見えない状態で店長は背が高いのでスイスイと行ってしまい、等々見失ってしまった私。早く追いつかなきゃと焦って前に進もうとしても人ダカリで前に行けなくなった時、居なくなったはずの店長が隣に居て私の手を握り「チビだな～お前(笑)ほら来いよ」って手を繋いた。その突然の出来事に私は「えっ?なんで?これじゃカップルじゃん」って内心ドキドキした。そしたら手を繋いだまま歩き出し店長が「ごめんな。最初からこうしたかったけど緊張してできなかった」と言った。「俺のこと嫌い?」と言った瞬間繋いだ手をグイっと引っ張られ人ゴミに紛れ軽くキスされた。決してイケメンな店長ではなかったけどドキドキした夏の夜でした。