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レッドディザイア引退、追い切り後に鼻出血
サンケイスポーツ 11月3日(木)11時51分配信
09年の牝馬クラシック戦線でブエナビスタのライバルとして活躍し、同年の秋華賞を制したレッドディザイア(栗・松永幹、牝5)が、2日に行ったエリザベス女王杯の1週前追い切り後に鼻出血を発症。
このまま引退、繁殖入りが決まった。
レッドディザイアは昨年6月の宝塚記念の最終追い切り後にも鼻出血を発症して、同レースを回避。
今回が2度目だったことから関係者が協議した結果、今後、出走できるレースが限られることや、5歳の年齢面も考慮されて引退となった。
8月のGII札幌記念3着が最後のレースとなった。
松永幹夫調教師は「厩舎に初GIをプレゼントしてくれた馬ですし、海外遠征(10年GIIドバイマクトゥームチャレンジラウンドIII優勝、ドバイワールドC11着ほか)などの貴重な経験もさせてくれました。今後はいいお母さんになってほしい」と感謝の思いを口にした。
主戦を務めた四位洋文騎手も「残念だけど、仕方がない。今までよく走ってくれました。子供に乗せてもらえる機会を楽しみにしています」と新たな生活に期待を寄せていた。
通算成績は14戦4勝(海外4戦1勝)
総獲得賞金は3億6046万8800円(JRA3億2811万6000円、海外3235万2800円)
重賞は前記の2勝。
近日中に繋養先である北海道千歳市・社台ファームに移動する。
(写真:サンケイスポーツ)
レッドディザイア(手前)が引退。
同期ブエナビスタ(奥)との名勝負は中央競馬を盛り上げた=09年10月18日京都競馬場、秋華賞優勝時
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