- なんでも
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受け入れたら楽になるよ!
「ら抜き言葉」を嫌う人について、「時代差には文句を言わないが、世代差になると文句を言い始める人がいる現象である」と、もっともらしい見解を示していたが、実際は、「ら抜き言葉」に文法的な間違いを感じ、そこから、不自然さ、汚さを感じるから嫌われている(イラっとする人が多い)のに、それを「古くからの習慣を大切にしない若い人をよく思わない、年配者の器量の狭さから来ている」という結論にしてしまうのは、事実を見る目がなさ過ぎる。
女子高生の間で使われる流行語などは、意味を説明されると、傑作であり、なるほどなあと感心する。若者は言葉に敏感であり、創造性もあり、簡潔さとスピード感を好み、ユーモアがあり、使いこなすのが上手いことは間違いない。そんな事は年配者だって理解できるのであり、この傑作な言語使いを「日本語が乱れている」なとど批判する年配者が、どこかにいたか?批判されるのは、国語の勉強不足からくる、いい加減な言葉使いだけである。林先生は、「年配者は頭が固く、新しいものに反感を持つ(内容ではなく、古いものであれば信用し、新しいものは信用しない)」というステレオタイプに陥っていると思う。
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18/08/06 16:05:54