中国とWHOに陥れられた韓国の悲惨 日本も他人事ではない【新型コロナウイルス】

  • なんでも
  • 永保
  • 20/03/09 00:01:51

『中国とWHOに陥れられた韓国の悲惨』

新型コロナ拡散は中国の圧力が原因?日本も他人事ではない

2020.3.7(土)

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

 韓国の新型コロナウイルス感染者数は、発生源の中国を除くと世界で最多となった。なぜ韓国でそれほど感染が拡大したのか?

 新興宗教団体の集会で一気に感染が拡大したことが伝えられている。だが、そもそもの最大の原因は、「韓国が中国政府の圧力によって中国からの入国者を制限しなかったこと」だという見解が、アジア情勢に詳しい米国の専門家によって公表された。

 韓国の文在寅政権が、感染拡大が明白となった中国からの入国者を制限しようとしたところ、韓国駐在の中国大使から強硬な抗議を受けて入国制限を中止した。そのことが今に至る韓国内での感染拡大を招いたのだという。

 日本も韓国同様に中国からの入国を受け入れ続けたことが、これほどの感染拡大を招いたといえる。韓国の状況は他人事ではない。

■中国大使が「入国規制をしないように」

 以上の見解を述べたのは、ワシントンの保守系シンクタンク「民主主義防衛財団」(FDD:Foundation for the Defense of Democracies)の上級研究員で、韓国の外交や防衛、中韓関係の研究を専門とするデービッド・マックスウェル氏である。

 マックスウェル氏は、「中国の政治闘争戦略がコロナウイルスで打撃を受ける」と題する論考を執筆し、米国の週刊ニュース・評論サイト「ワシントン・エグザミナー」2月27日号に掲載された。

 同氏はこの記事で、中国共産党政権が周辺諸国や国際機関に政治的な圧力をかけて自国の利益を拡大する政治闘争戦略について批判的に分析すると同時に、中国政府が新型コロナウイルスの感染拡大に際して他国や国際機関にどんな圧力をかけたかを報告していた。

 そのなかで、中国政府の韓国に対する言動について以下のように述べている(マックスウェル氏は新型コロナウイルスをあえて「武漢コロナウイルス」と表記しているので、そのまま引用する)。

NEXT >>1 WHOは中国の言いなり

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    • 20/03/21 21:13:39

    WHOは慈善団体じゃないんだよ
    あらゆる組織は出資者の意志に従って行動するもので、最大の出資者が中国ってだけ

    • 0
    • 20/03/09 00:08:52

    日本で感染が広がった原因は中国人を受け入れていたからじゃなく、クルーズ船だと思うけど。
    あ、後、ライブハウスね。

    • 1
    • 20/03/09 00:04:35

    韓国は日本にしか言いたいことが言えないのよね。
    今でも中国の属国みたいだね。

    • 2
    • 20/03/09 00:02:18

    ・1月から2月にかけて武漢コロナウイルスの感染者が韓国の国内で増え始めたため、文在寅政権は中国から韓国への入国者の規制を検討した。だが、その過程で韓国駐在の新任の邢海明大使が「規制をしないように」という中国政府の強い意向を文政権に伝えた。

    ・邢大使は韓国政府に対して、世界保健機関(WHO)が当初発していた「新型コロナウイルスの感染はまだ中国内外の旅行規制を必要とするところまで拡散していない」という勧告を自国の主張の根拠として使った。だが、WHOのテドロス事務局長はエチオピアの保健大臣時代から中国の強い影響下に取り込まれていた人物であり、今回も中国の言いなりだった。

    ・WHOは中国の意向に沿うように武漢コロナウイルスの感染性や致死性を過少評価し、他の諸国に有害な結果をもたらした。WHOのウェブサイトには「中国は1946年のWHO設立にあたった創設諸国の一員だ」という記述があるが、当時は中華人民共和国はまだ成立していなかった。この記述は明らかに中国の主導による誇大な宣伝である。

    ・中国は韓国に対して、WHOの権威を利用して武漢コロナウイルスの実態を隠し、圧力をかけた。そのため、韓国政府は中国からの入国者の規制に踏み切れなかった。これが主要なきっかけとなって、韓国内で新型コロナウイルスは爆発的に感染した。韓国は中国以外では世界最多の感染者を出し、過度の犠牲を払うこととなった。

    ・中国のWHOに対するコントロールは、国際社会からの中国への非難を減らし、感染者を増やした他国の責任を不当に大きくさせるという効用を生んだ。中国共産党は年来、対外政治闘争戦略を仕掛けてきたが、今回、韓国がその最大の被害者になったといえる。

     こうしてマックスウェル氏は、韓国政府に圧力をかけて、中国からの入国規制を阻止させた中国政府の動きを批判的に報告していた。

    ■形勢逆転、中国が韓国からの入国を規制

     その後、韓国内の新型ウイルス感染者が爆発的に増加すると、それまでとは逆の動きが現れる。中国の一部の地方政府が韓国からの入国を規制したり入国者を隔離するようになったのだ。

     この動きに対して韓国側は、2月26日、康京和外相が中国の王毅外相にそうした規制措置を停止するよう要請した。

     元々は中国で発生した新型コロナウイルスが韓国に持ち込まれ、韓国で爆発的に感染が拡大した。中国からの入国規制を中国に封じられたのが、その大きな原因だった。だが韓国で感染者が増えると、今度は中国側が韓国からの入国を禁じる措置に出る。そしてWHOは名指しで韓国での感染拡大に懸念を表明している。こんな奇異で倒錯した現象が起きているのだ。

     さらに2月末には、韓国からベトナムへの定期旅客機がベトナム政府の意向により、当初予定していた主要都市への着陸を拒否されたことも報道された。

     いまや日本は韓国の立場にきわめて似た状況に追い込まれつつあるといえよう。

    JBpress
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59604

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