- ニュース全般
- 天承
- 19/04/19 14:31:18
長野県立こども病院(同県安曇野市)は19日、昨年10月に体重258グラムの男の赤ちゃんが生まれたと発表した。
体重3374グラムまで成長し、20日に退院する予定。超早産児で、同病院によると男児としては世界最小という。
同病院によると、男の子は関野竜佑ちゃん
母の俊子さん=軽井沢町=は妊娠高血圧症候群で入院し、妊娠24週5日の昨年10月1日、緊急帝王切開で生まれた。
出生時の身長は22センチ胸囲は14.3センチ。
誕生当初は新生児集中治療室(NICU)の保育器で温度や湿度などを調整し、子宮内に近い環境をつくった。4月には身長43.5センチ、胸囲33.9センチまで成長した。
俊子さんは「あまりの小ささで肌も透明でさわって壊れそうなくらいで心配ばかりだった」と振り返った。
「最近ではミルクを飲んだり風呂に入れたり、普通に母親らしくさせてもらい、成長してうれしい」と喜んだ。
広間武彦新生児科部長(50)は「血管が針のように細く、なかなか点滴の針が入らなかった。元気におうちに帰ることができ、うれしい」と語った。
時事通信社 04/19 12:22
- 2 いいね