「盗撮魔」と男性宅に貼り紙、名誉毀損容疑で女逮捕

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    • 富士山
      18/10/12 11:38:04

    誹謗中傷の手紙に罵声…玄関には名誉棄損の張り紙。動画が決め手で46歳女逮捕


    これは関西テレビが独自入手した映像。ある日、被害者の自宅の玄関に張られていたのは…

    『夫妻は笑って生活する非道。鬼畜の所業。』

    目も当てられないような内容の張り紙。その犯行の瞬間は、被害者が自ら設置した防犯カメラが捉えていました。

    通路に現れたのは手に大きな紙を持った女。悪びれた様子もなく、その紙を玄関に張り付けます。

    【記者リポート】
    「10月9日、逮捕された女が住むのは、三宮駅から車で5分ほど、神戸の中心部にあるこちらマンションです」

    名誉棄損の疑いで逮捕されたのは、神戸市中央区に住む無職・北川弥生容疑者46歳です。

    北川容疑者は今年6月中旬、同じ分譲マンションに住む被害者宅の玄関先に、名誉を棄損する内容の張り紙をした疑いがもたれています。

    同じマンション内で一体何があったのでしょうか。

    【被害者】
    「2010年くらいから隣の当時住んでいた方と騒音トラブルになっていまして、うるさいであったり、一時間ずっと外で叫ばれているということがあった」

    遡ること8年前の2010年。まず被害者の隣に住んでいた住人と、下の階に住んでいた北川容疑者の間で騒音トラブルが発生しました。その住民は、騒音に身に覚えがないまま、北川容疑者からの嫌がらせが耐えられなくなりました。

    【被害者】
    「元々被害にあった方は引っ越して、その次に住んでいた方も引っ越して、今は3代目くらいですね」

    Q:どういった経緯で標的が向くようになった?
    【被害者】
    「ネットの掲示板のほうに、このマンションに(喚き声などで)うるさい人がいると書き込みしてるというがあって、それが『お宅(被害者)やろ』と投書が入ってた形です」

    被害者は騒音トラブルのとばっちりを受け、6年前から罵声を浴びせられるなどの被害を受け続けたといいます。そこで自らの身を守るため、自分自身で証拠を集めることにしました。

    【被害者】
    「家まで来てドンドン扉を叩かれたり、大声で叫ばれてて、話にならなかったので、『動画をとりますね』っていって、撮ろうとしたら、向こうの方に逃げて行った」

    マンションのフロアでばったり出くわした時には…

    【北側容疑者】
    「うわぁ恐怖!怖い!何されるかわからん!めっちゃ怖い!助けて~~!」

    この撮影を機に、10ページ以上にわたる誹謗中傷の手紙を投かんしたり、他の階の住人に「盗撮をされた」という内容の投書をするなど、嫌がらせがエスカレートしていきます。

    【北川容疑者】
    「撮ったんはお前だろ!非常識なことやったんよ!おっさんが!謝れって!だから終わらへんねん!」

    結局、被害者自身が設置した防犯カメラに、張り紙をする北川容疑者の犯行の瞬間が映ったことが決め手となり、10月9日に逮捕されました。

    【被害者】
    「本当に家から出るのが怖い。安心するために家に帰ってきているはずやのにそれがストレス。それが一番心配。せっかく買った家なので、住みたいというのが一番なので、落ち着いて生活していきたいというのが一番の希望です」

    警察の調べに対し北川容疑者は、「私が考えて書いた文章を張り付けたことに間違いない」と、容疑を認めています。

    関西テレビ

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