- TV・エンタメ
- 滝里ダム
- 18/05/17 13:26:01
フジテレビ「絶対零度」シリーズは、シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いてきた。
フジ7月期の月9は、「絶対零度」シリーズが、装いも新たに元公安のエリート刑事・井沢範人を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”ということをテーマに、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップた「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に決定した。
主人公・井沢範人は、フジテレビ月9に初主演となる、沢村一樹が演じる。また、前シリーズから7年を経て、一流の捜査官に成長したが、ある捜査中に突然失踪、消息を絶ってしまった桜木泉として、前シリーズと同様、上戸彩が出演することも決定した。前シリーズまでの主人公・桜木は、物語全体の謎のカギを握る存在として登場する。上戸は、「昼顔」以来、4年ぶりのフジテレビ連続ドラマ出演となる。
沢村が演じる井沢範人は、ひょうひょうとしてつかみどころのない印象を周りに与える人物ながら、実は元公安のエリート刑事。ある事件を起こしたことをきっかけに公安から、総務部・資料課に室長として転属に資料課には、警察内で厄介払いされたトラブルメーカーたちが集められていた。“警視庁の吹きだまり”ともいうべき資料課だが、実は秘密裏に進められている、ある重要なプロジェクトの任務を託されている。そのプロジェクトとは、日本国民のあらゆる個人情報、日本全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データ、などが集約されたビッグデータを解析し、過去15年分のさまざまな犯罪データと照らし合わせ、AIが統計学的に、これから起こる重大犯罪、主に“殺人”を犯す可能性の高い危険人物として割り出す“未然犯罪捜査システム=ミハンシステム”の実用化プロジェクト。
資料課に課せられたミッションは“未然犯罪捜査チーム=ミハン”として、“ミハンシステム”の割り出した、未来の危険人物が起こすかもしれない重大犯罪(主に殺人)を阻止すること。データが示すのは危険人物の名前だけで、何が起こるかは分からず、いつ、どこで、誰が、なぜ、殺されようとしているのか? それらのことを潜入捜査しながら突き止めていく。しかし、現時点でこのような捜査は違法捜査。表向きは総務部・資料課として活動しており、警察内でも彼らの存在は秘密にされている。潜入捜査あり、アクションあり、エンターテインメント要素をふんだんに詰め込みながら、予想もつかない展開の連続で見る者の心をつかむ。
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