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- 18/01/15 23:04:09
福岡県の60代の女性が、猫などの動物から人間にうつる感染症によって、おととし死亡していたことがわかり、厚生労働省はペットの動物などとの過剰な接触を避けるよう注意を呼びかけています。
この感染症は「コリネバクテリウム・ウルセランス」と呼ばれる菌に感染して起きるもので、おととし5月、福岡県に住む60代の女性が呼吸困難に陥り死亡しました。
この感染症は犬や猫などの動物が持つ菌に感染することで発症し、厚生労働省によりますと女性は普段から屋外で野良猫にえさを与えていて、その際に感染したとみられています。
感染するとかぜに似た症状などが出て、重い場合は呼吸困難を引き起こすおそれもあり、去年11月までに国内で25人の感染が報告されていますが、この感染症による死亡が確認されたのは初めてだということです。
抗生物質を投与することで治療でき、厚生労働省は、1月、自治体や医師会などに通知を出して、感染が疑われるケースがあれば報告するよう求めました。
厚生労働省は▽かぜに似た症状が出ているペットや動物との過剰な接触を避けることや▽動物に触ったあとには手洗いなどを徹底するよう呼びかけています。
01月15日
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