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- 18/01/15 18:31:22
にかほ市では、小正月の伝統行事が行われ新婚の家庭が子宝に恵まれることを祈る
「嫁つつき」という行事も行われました。にかほ市象潟町の「上郷の小正月行事」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
このうち、大森集落では、14日朝、木とわらで作られた小屋に火をつけて五穀豊穣や無病息災を祈りました。
そして、新婚の家庭が子宝に恵まれることを祈る「嫁つつき」という行事が3つの家で行われました。
「嫁つつき」では、地元の小学生の男の子たちがそれぞれの家を訪れ、はじめに「初嫁を出せ」とはやしたてます。
新たに嫁いできた晴れ着姿の女性が部屋の真ん中に座ると、男の子たちは、女性のそばを回りながら「つつくは今だ」と女性を棒でつつく仕草をします。最後は、夫がやめるよう止めに入って「嫁つつき」は無事に終わり 集まった家族や地元の人たちが子孫繁栄を願っていました。
嫁つつきを体験した齋藤絵理香さん(28)は「とても緊張しました。子どもができたら、こうした行事を継いでほしいです」と話していました。
また、嫁つつきで家を回った小学6年生の男の子は「お嫁さんが来てくれて、とてもうれしいです。自分が大人になっても、この行事が残っていてほしいです」と話していました。
01/14 19:28 NHKローカルニュース
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