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今年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)で「イケメンマッチョな美坊主」を好演した市原が、新ドラマでは女性に夢を抱くことができず、カメラで昆虫や草花を撮影するのが趣味という“超淡白男子”を演じる。「僕はよく、“熱い男”のイメージがあるといわれるのですが、まったくもって熱くないです(笑)。役者は作品によって見られ方が変わると思うので、今回、また自分の新たな一面をお見せできるのが、とても楽しみですね」と意欲を燃やしている。
『明日の君がもっと好き』は、連続テレビ小説『君の名は』(NHK)、『氷点』(テレビ朝日)、『同窓会』、『外科医 有森冴子』(ともに日本テレビ)などで知られ、時代を正確に切り取った鋭いせりふ回しに定評のあるベテラン脚本家・井沢満氏(72)がオリジナルで描くヒューマンラブストーリー。
テーマは、“人生に一度だけの大切な恋”。“運命の出逢い”に翻弄され“想定外の恋”に落ちる。若者が恋をしなくなったといわれて久しいいま、あえて“恋の面白さ”を語りかけていく。
主な登場人物は、4人の男女。
「女は面倒くさい」と言ってはばからない、恋に冷めた造園デザイナー・松尾亮(市原)、ダメ男とばかり関係を持ち、恋をあきらめかけている30代女性秘書・里川茜(伊藤歩)、人懐っこいキャラとは正反対のウラの顔を持つ新社会人の男・城崎遥飛(白洲迅)、自身の性的アイデンティティーに悩み、昼は工事現場、夜はガールズバーで働く丹野香(森川葵)。さらに、4人の恋路に首を突っ込む茜の妹・黒田梓(志田未来)が加わり、それぞれにヒミツを抱えながら、結ばれたり、離れたりを繰り返し、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げていく。
市原は「バイクとカメラが趣味の男と聞いて、2つ返事でお引き受けしました。
僕もバイクやカメラは大好きなので、自前のものを使わせていただき、細かい動きも、しっかりと手を抜かずに作っていきたいと思っています」とやる気満々。
出演者の一人、伊藤とは岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)で初共演し、映画『チェケラッチョ!』(06年)以来となる。「伊藤さんは13歳の頃から知っていて、共演は約11年ぶりですね。初共演のとき、“すごくキレイな女性だなぁ”と思っていたので、その方とラブストーリーという形でご一緒するのはちょっと恥ずかしく、現場から逃げたいぐらいですね(笑)」と言いながらも楽しみにしている様子。
「先が読めない」「ネタバレなし」が魅力のオリジナルドラマ。
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17/12/01 05:13:49