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小6女児自殺か 第三者委員会が初会合 埼玉 鶴ヶ島
12月27日 18時25分
先月、埼玉県鶴ヶ島市で小学6年生の女子児童が自殺したとされる問題で、市の教育委員会が設置した第三者委員会の初会合が開かれ、児童の死亡後に小学校が行ったアンケート調査の結果などが提出されました。
先月17日、鶴ヶ島市の住宅の敷地内で小学6年生の女子児童が死亡しているのが見つかり、児童の携帯電話に自殺をほのめかす内容が残されていたことなどから、自宅の2階から飛び降りて自殺したと見られています。
この問題を受けて市の教育委員会が設置した第三者委員会の初会合が27日開かれ、大学教授や医師、弁護士など5人の委員が出席しました。
会合は非公開で、委員たちには、女子児童の死亡後に小学校が行ったアンケート調査の結果や、児童のスマートフォンに残されていたSNSでの同級生とのやり取りの内容などが提出されました。
資料には、同級生からのいじめを疑わせる内容もあり、女子児童の父親が学校に対し「娘はいじめを受けていたと認識している。真相を明らかにしてほしい」と伝えていたことなどが委員に報告されました。
会長を務める渡邉祐樹弁護士は「いじめがあったかどうかなど二度とこのような事案が起きないよう、対応策も提言したい」と話していました。第三者委員会は来年3月末までに死亡したいきさつや再発防止策などをまとめた答申をまとめる方針です。- 1
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