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- 17/05/27 23:25:52
さいたま市で6年前に自殺した小学生の両親が教員の指導が問題だったと訴えたことを受けて原因を調査してきた市教育委員会の第三者委員会は「死を決意するほどに追い詰められた状況は見いだせず教員による指導は妥当だった」とする調査結果をまとめました。
さいたま市教育委員会によりますと6年前の平成23年、さいたま市の市立小学校に通う高学年の男子児童が下校したあと自宅で自殺しているのが見つかりました。
これに対し、児童の両親は「教員の指導に問題があったのではないか」などと訴え、さいたま市教育委員会は専門家による第三者調査委員会を設置し2年にわたって当時の教職員への聞き取りなどを行ってきました。
26日公表された調査報告書によりますと、男子児童は自殺した当日、下校前に校舎3階のベランダからボールを落としたことについて教員から5分程度、「3階から物を落としたらだめだ」などと指導されていたということです。
この指導について報告書では「児童が死を決意するほどに追い詰められた状況は見いだせず指導は妥当だった」としたうえで、教員の指導を児童の自殺の原因とする根拠はみつからなかったと結論づけています。
報告書についてさいたま市教育委員会は「子どもの尊い命が失われることのないよう再発防止に向けて万全を尽くします」とコメントしてます。
NHK 05月27日
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