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- 富山ブラック
- 17/05/01 21:58:44
男児へのわいせつ行為を撮影した小学校の男性教師。子どもにとってお手本となる先生が犯したリアル“しくじり先生”事件簿。どうして先生はしくじったのか、その事件の背景を追った。
「ええ、ちゃんとした人でね、きちんと挨拶するし、教師とは知らなかったですが、インテリ風でしたよ。それなのに、なんでねぇ」
と東京都立川市のマンションの住人は驚きを隠さない。
神奈川県警など7県警は2月、低年齢児童ポルノの愛好グループ6人を強制わいせつとわいせつ誘拐、および児童ポルノ法違反(ポルノ製造等)で逮捕したことを発表した。容疑者は全員男性で、被害に遭ったのもすべて男児。いわゆる“ショタコン”だった。
6人はネットなどで知り合い、うち1人が勤務する旅行会社が企画した子ども向けキャンプに添乗員やボランティアとして参加。イベント中に男児の写真や動画を撮影し、それを仲間と交換するなど実態は“ポルノキャンプ”といえるものだった。
その中の1人が、先の立川市のマンションに住む橋本顕容疑者(45)である。独身で東大和市の市立小の教師。もともとは東京都昭島市出身だが、立川市の家賃8万円弱の1DKマンションでひとり暮らしをしていた。
同容疑者は昨年3月、都内の公園のトイレで4歳の男児にわいせつな行為をしたうえでビデオカメラで撮影するなど複数の容疑がかかっている。
容疑者の中にはもう1人、引退した元教師(66)もいた。ただし、橋本容疑者は正規の教員ではなかったという。
「臨時的任用教員といいまして、期限つきの教員です。前年度の教員採用試験に落ちた方から成績上位者を都がストックしていて、正規教員が急病で休んだり辞めたときなどに声をかけて働いてもらうんです」(東大和市教育委員会)
橋本容疑者は3~6年生の算数の少人数の授業を担当し、1週間で20時間ほど教鞭をとっていた。これは正規の教員とほぼ同等の時間数である。
「昨年6月に働きはじめ、今年3月まで勤務する予定でしたが、昨年10月から警察に長期間、勾留されてしまったので結局、そこまでになりました」(同委)
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