- なんでも
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コピペ1
毛孔性苔癬《もうこうせいたいせん》と思われます。
これは、生まれたときはきれいな皮膚ですが、
思春期に入る頃に、皮膚の症状が出現してきます。
もっとも軽い人は、上腕の伸側のみに、左右対称性にでてきます。
毛穴がつまったような感じで、
直径2~3mmの丸く盛り上がった状態になります。これは割合硬いので、
ツブツブができたとかザラザラになったとかいわれますが、
通常、オロシ金状と表現されます。
それをよく見ると、中央部にうぶ毛がでているものがあります。
つまり毛穴の出口周辺が角化したわけで、この病名がついています。
色は、皮膚と同じ色か褐色のことが多いのですが、
人によっては赤くなることもあります。自覚症状はありません。
もっと範囲が広くでる人もいて、大腿《だいたい》部伸側、
ときには背中一面に現れます。
さらに、顔にできることがありますが、そのときは、
もみあげの部分が赤褐色調になっていて、
そのなかに同じようなツブツブが混じった状態になっています。
これは顔面毛包性紅斑黒皮症《もうほうせいこうはんこくひしょう》
といい、若い男性に多いのですが、もちろん、若い女性にも出現します。
さて、毛孔性苔癬は、遺伝によっておこります。常染色体優性遺伝です。
この意味は、男女の差はなく、
両親の片方に本症があると子どもに遺伝する率が高くなるということです。- 0
07/03/16 17:41:26