まだ時間あると思った
「神様の贈り物かと」がんで余命宣告受けた帰り道に2200万円拾い横領した罪 初公判で男が語ったこととは…完済は「令和60年」95歳
東北放送東北放送
2026年10月20日(火) 06:00
街を歩いていて、道端に「スクールバッグのような袋」が落ちていたら、あなたならどうするだろうか?怪しいと感じて通り過ぎる人もいれば、拾って交番に届ける人もいるだろう。
男はこの日、仙台市中心部を歩いているとき、道端に落ちている袋を見つけた。
がん性髄膜炎と消化器系のがんを患っているという男は、実はこの日、病院で余命宣告を受けた帰り道だった。
公園のトイレに入り、カッターナイフで袋を切り開いてみると、多額の現金が入っていた。男は、「神様からの贈り物か」と思ったという。
■現金2200万円が入った袋を拾い自分のものに…
被告人の男は、弁護士とともに法廷に姿を見せた。43歳、少し背の高い中肉で、
黒いスーツに白いシャツを着用し、ネイビーのネクタイを締めている。
起訴状などによると、男は2026年3月5日、仙台市青葉区の路上で、現金2200万円が入った袋を拾い、その場から持ち去って横領したとされている。この袋は、現金輸送を担当する警備会社の警備員2人が運搬用の台車から落としたものでした。
裁判官:「公訴内容に違うところはありませんか」
男:「ないです」
■「がんで余命宣告を受けた帰り道」
男は起訴内容を認め、争点は「執行猶予の有無」に絞られた。
続く
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No.5 水飲んでた
26/10/23 12:19:57
これを警察に届けて亡くなったら、「最後に大きな人助けをした人」ってひょうかされただろうし、確かお礼的な感じで2割くらいもらえるはずだから、ちゃんとしたカタチでまとまったお金ゲットできたかもしれないのにね。
残された者はたまったもんじゃないわ。
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No.4 ランドセルに入れたはず
26/10/23 12:02:49
神様の贈り物というより、神様の試練だったみたいね…
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No.3 主 まだ時間あると思った
26/10/23 11:15:57
■弁済は「令和60年」
続いて、検察側の被告人質問が行われた。検察官は「余命宣告を受けたということだが、悪いことをしたら地獄に落ちてしまう、といった発想にはならなかったのか」などと問い質し、男は「ならなかった」と答えた。
被告人質問によると、現時点で返済したのは344万円ほど、返さなければいけない金額は、1800万円ほどあるという。完済は令和60年の見込みだという。
検察官:「少しずつ返すということだが、令和60年(=2078年)まで払うということか。余命宣告をされているのに払えるのか?」
男:「払います」
■拘禁刑1年を求刑
検察側は論告求刑で、身勝手極まりない犯行だとして、拘禁刑1年を求刑。
一方、弁護側は、男の犯行は許されるものではないとする一方、余命宣告を受けた帰り道に2200万円が落ちていたら「神様が見ているのか」と考えても無理はないなどと主張し、執行猶予付きの判決を求めた。
「余命宣告」のその後について、法廷で言及されることはなかった。1800万円を完済するのは令和60年、男は95歳を迎える。判決は11月6日に言い渡される。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/3023031?display=1
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No.2 主 まだ時間あると思った
26/10/23 11:15:23
■「2000万円以上入っているのが分かった」
弁護士:「友達には話したのか」
男:「話していない。うれしくもあったが、まずいという気持ちもあり、友達を巻き込みたくなかった」
弁護士:「中身を具体的に確認したのは?」
男:「家で確認した。2000万円以上入っているのが分かった」
■拾った金の使い道
弁護士:「金は何に使ったのか?」
男:「旅行や食べ物、治療費に充てた。旅行はベトナムや伊勢に行った」
弁護士:「どうしてベトナムに行ったのか?」
男:「ベトナムは彼女の実家」
弁護士:「今回の事件を起こし、どう思っているか」
男:「迷惑をかけたので、少しずつ弁済している。自分に関わる全ての人、被害者に謝罪したい」
弁護士:「どのような形で弁済しているのか」
男:「2200万円は、警備会社の保険で補填された。そのため自分は、保険会社に月3万円支払うということで、保険会社と示談した」
弁護士:「今は無職だが返せるのか」
男:「返せる」
弁護士:「最後に言いたいことは?」
男:「被害者に弁済を行い、仕事に就きたい」
続く
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No.1 主 まだ時間あると思った
26/10/23 11:14:51
弁護士:「経歴は?」
男:「高校を卒業後、老舗のレストランに勤務した。しかし半年でやめ、給食サービスを手掛ける会社に12年勤めた」
弁護士:「どうしてやめたのか?」
男:「給料が上がらなかったため。元妻の実家を手伝おうと思った。ホタテやカキの養殖をしていた。11年働いた」
弁護士:「犯行の当日は何をしていたのか?」
■がん治療、余命宣告を受けた帰り道
男:「病院に入院していて、その日が退院の日だった。仙台医療センターでがんの治療をしていた」
弁護士:「どんながんなのか?」
男:「がん性髄膜炎と、胃と食道の接続部のがん。頭に再発が見つかって、余命宣告を受けた帰り道だった」
弁護士:「余命はどのぐらいだと言われたのか?」
男:「そのときには2〜3ヶ月。『このがんでは持たない』と医者に言われた。
弁護士:「どんな気持ちだったのか?」
男:「かなり悲しかった。みんなと会えなくなるのかなと思った」
■「神様からもらったものだ」
弁護士:「その後は?」
男:「歩いて、友達が青葉区国分町でやっている店まで向かった。国分町までは裏路地を通っていった」
弁護士:「そこで袋を見つけたのか?」
男:「最初はスクールバッグかと思い、一度は通り過ぎたが、気になったので戻った。袋の中身に興味がわいて、中を見たくなった」
男:「青葉区の勾当台公園のトイレに入り、袋を開けた。中から麻袋のようなものが出てきて、揺すったら200〜300万円ほど現金が出てきた」
弁護士:「どう思ったか」
男:「嬉しかった。『神様からもらったものだ』」と」
続く
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