中高生「年金払いたくない」56% 社会保障を「授業で学んだ経験」の有無で“納得感”に大差

匿名

スイカ

26/09/02 18:45:14

中高生「年金払いたくない」56%…“世代間の不公平”懸念も「授業で学んだ経験」の有無で“納得感”に大差

2026年09月01日 17:58

「将来、年金保険料を払いたくない」――。10代の若者たちが社会保障に感じている不安が「中高生の社会保障に関する意識調査」により数値化された。中学生から高校生までを対象とした全国規模の調査は、これが初めて。

調査を行ったのは、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科とNPO法人「Social Change Agency」。8月31日に公表された調査の結果から、中高生のおよそ6割が年金負担への抵抗感や、世代間の公平性への懸念を感じていることが明らかになった。

調査を率いた同研究科の大山典宏専任教授は、会見で今回の調査の意義を「従来の調査では抜け落ちていた義務教育段階の意識や、制度利用に伴う『恥』や『引け目』といった心理的ハードルを初めて可視化した点にある」と語った。(ライター・榎園哲哉)

◆年金不信の一方で、制度の必要性は6割以上が理解

調査は、全国の中学生・高校生合わせて504人に対し、昨年12月25日から今年1月4日までインターネット上で実施された。結果を見ると、若者たちの年金制度への厳しい視線が浮かび上がる。

「将来は年金をもらえないかもしれないので、年金のために負担するお金(年金保険料)を払いたくない」の質問には、「そう思う」(23%)、「まあそう思う」(33.5%)を合わせた56.5%が、就労後の年金負担に懸念を示した。

また、「社会保障は若い人と高齢の人との間で、不公平があると感じる」との質問にも「そう思う」(32.1%)、「まあそう思う」(30.8%)と62.9%が回答。世代間の不公平感を抱いていることがわかった。

一方で、制度そのものを否定しているわけではないようだ。

「20歳になったら、公的年金に加入することに納得できますか」という問いには、全体の66.1%が「納得できる」と回答。会見では「制度自体への不信というより、運用や負担のあり方への疑問があるのではないか」との分析が示された。

続く

コメント

ニックネーム

必須

全角20文字以内

画像投稿時にOpen AIを使用して投稿の可否を判断しています

コメントを書く

  • No.7 ジェラート

    26/09/02 19:27:38

    教育って大事だね

  • No.6 関連トピック

    26/09/02 19:24:52

    西村博之「年収600万円未満の人は国に払う税金よりも国から受けているサービスの方が高額」
    https://mamastar.jp/bbs/topic/3803343?sortType=old

  • No.5 冷やしおでん

    26/09/02 19:22:33

    まともに躾や教育を受けてない子は、自分も社会保障を使っているんだ(医療保険の扶養や児童手当、自治体の医療費助成など)という認識がないんでしょうね。

  • No.4 子どもが同じものしか食べない

    26/09/02 19:20:43

    私たちも、子供たちも、まだ生まれてない孫たちも含め、受益負担の境界線にはるか届かない人たちの税金や社会保険料を負担していると思うと微妙な気持ちになる

    独身なら1000万、結婚済みなら世帯2000万稼いでる人たちからしたら、それ以下は弱者クレクレなのよね

    冗談はさておき、両親から、年金は最大等級の保険料でも1円ももらえないと思っておきなさい、と子供の時に言われてるので、実際にその状態でも気にしてませんが笑

  • No.3 夏野菜が余る

    26/09/02 19:13:47

    自分の子供達が、子無し高齢者の社会保険料を払うと思うと微妙な気持ちになる。
    老後の社会保障は、子供加算か子無しペナルティがないとね・・・って。

    そうすると弱者クレクレが煩そうだけど・・。

  • 広告
  • No.2 スイカ

    26/09/02 18:47:05

    公的年金への加入についても、「納得できる」と答えた割合は学習者が73.6%と、未学習者の57.5%を16.1ポイント上回った。

    互助について問う「地域の人たちでお互いに協力して支え合う方がよい」との質問では、「そう思う」との回答が学習者は69.9%、未学習者は59.4%だった。

    こうした「学習経験」に伴う回答結果の違いについて、大山専任教授は「社会保障への若者の心理的ハードルを下げ、当事者意識を育むために、実践的教育がいかに重要であるかを明快に示している」と述べた。

    ◆「講義よりゲーム」で学びたい 求められる教育のアップデート

    では、どのような教育が求められているか。学習経験者が受けた授業形式は「教員による講義」(59.5%)が最多だったが、中高生全体が希望する学習形式のトップは「学習ゲームやシミュレーション」(25.8%)で、経験と希望の間にギャップが見られた。

    会見では、大山専任教授らが開発・制作した体験型教材「社会保障ゲーム」も紹介された。架空のキャラクターに起こるさまざまな困難に対し、どの制度が使えるかを考えるゲームで、必要な社会保障をケースごとに実践的に学べるという。

    「社会保障制度について、学校では現在2コマ(約90分)ほどで『概要を教える』程度で終わっている。自分たちが主権者であり、制度の利用者であるということが十分に伝わっていない」と大山専任教授は現在の課題を指摘する。

    その上で、金融教育が「攻めの教育」なら社会保障教育は「守りの教育」だとし、重要性を訴えた。「何かあった時に社会が守ってくれるという安心感があるからこそ、人は挑戦できる。生きていくための知識として社会保障を学ぶべきだ」

    ■榎園哲哉
    1965年鹿児島県鹿児島市生まれ。私立大学を中退後、中央大学法学部通信教育課程を6年かけ卒業。東京タイムズ社、鹿児島新報社東京支社などでの勤務を経てフリーランスの編集記者・ライターとして独立。防衛ホーム新聞社(自衛隊専門紙発行)などで執筆、武道経験を生かし士道をテーマにした著書刊行も進めている。

    https://www.ben54.jp/news/3871

  • No.1 スイカ

    26/09/02 18:46:26

    「政府の社会保障の取り組みは信用できる」という質問には、肯定的な回答が45.0%、否定的な回答が41.9%で拮抗した。また、今後充実させるべき社会保障分野を尋ねたところ、最も多かったのは「子ども・子育て支援」(50.8%)だった。

    ◆鍵は「教育」、当事者意識と心理的ハードルに大きな差

    今回の調査で特に注目されるのが、社会保障に関する「学習経験」の有無による意識の違いだ。アンケートで「社会保障制度について、学校の授業で習ったことがある」と回答した296人を「学習者」、「ない」と回答した106人を「未学習者」として比較分析を行った(「わからない」と回答した102人は除外)。

    その結果、「自分は社会保障を使っているはずだ」の質問に「そうだ」と答え、制度を自分事として捉えている割合は、学習者が52.0%だったのに対し、未学習者は22.6%と約2.3倍の差があった。

    大山専任教授は「ほとんどの子どもが病院にかかり医療保険制度を利用しているはずだが、自分たちが制度の利用者である、あるいは権利を持っているということが十分に伝わっていない。教育が当事者意識を育む上で重要だ」と指摘する。

    さらに本調査で初めて導入された、制度利用への恥や引け目といった「心理的ハードル」を数値化した「ネガティブイメージスコア」にも有意な差が見られた。学習者の方がスコアが低く、制度利用に対する否定的イメージが弱いことが示された。

    続く

1件~7件 (全7件)

広告

*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。