• No.1 ヒオウギガイ

    26/06/30 09:01:53

    ■AI→若者失業が見えてこない日本

    (略)昨今しばしば話題になるのがAIの労働市場への影響だ。AIへの曝露度が高いホワイトカラー職、中でもエントリーレベルの仕事はAIによる代替が進みやすいとされ、実際に海外ではその影響が顕在化する動きがみられる。
    米ニューヨーク連銀の集計では、22~27歳の大卒者の失業率は2026年3月時点で5.6%と、全労働者(16~65歳)の4.2%を1.4ポイント上回った。従来、大卒新卒者の失業率は全体平均を下回るのが常だったが、2023年以降にこれは逆転しており、差は開く傾向にある。
    特に、顕著な影響がみられているのはエンジニア、コンピュータサイエンスやファイナンスなどだ。AIが業務の生産性を爆発的に引き上げたことで、実務部隊としての新人を多数抱える必要性が薄れたということなのだろう。
    スウェーデンの実証研究では、生成AIへの曝露度が高い職業では22~25歳の労働者の採用が2025年初頭までに5.5%減少した一方、50歳以上の雇用はむしろ1.3%増えたことが示されている(Lodefalk et al., 2026)。AIが若年層の「入口」を狭めている、という構図は欧米で確かに進行中である。(略)

    続く

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