「何もない」と書く息子

今の学校は、自分の考えを人に伝わるようにまとめて言語化する能力をすごく重要視しててテストにもその手の問題が出るし学年が上がれば成績に影響するようになるよ

でも白紙なら先生もさすがに指導するけど何か書いてあればあまり言わないから、授業中なら仕方ないけど宿題なら親が助言して書く練習させた方がいいよ

スカしてる子なのか、何かしら思うことがなかったとしても、もそういう答えは無しだなって思えない子なのか
そしてそういう指導がされないのか

ちょっと普通じゃないよね。
アスペかな。

それでいいと思う。潔くていい。今は先生も優しいからうるさく言わないのでは？
私も、学期の目標とか将来の夢、感想など書かされるたびに何も思い浮かばないから無難なことを一生懸命考えて書いてた。
我が子も同じタイプだけど、考えようともしなければ主子のように何もないと書き切る度胸もなく、結局私が代わりに考えることになるからやっかい笑
そのうち「特にない」が通用しなくなる場面に遭遇すれば自分なりに何とかするようになると思うよ。

先生の誘導がヘタなんじゃないかな
どうも思わないとか思いつかないとか
うちの小学生も最初は言ってるみたいだけど
先生がアレは？コレは？ってヒントを出してくれてる内にソレはちょっと楽しかったとか難しかったとか大変だったとかちょびっと書けるようになったよ
本とか読まずに動画とかアニメとかで考える前にキャラの気持ちのセリフが耳から入ってきちゃうから考えずとも済んじゃうみたいな子供が多いっぽいよ

自分が興味がない事を考えて（思い出して）書き起こすのが面倒なのかな？

何人の方が言う大人が気に入りそうなことを書くって感覚は分かる。文章作成ってコツがあるよね。書ける子は何を問われているのか主題を理解して沿った事が書ける。
例えば読書感想文を書けない子って文章を読んでいるだけで物語を読んではいないのだけど、そもそも興味がないから仕方がない。
そうなるとあらすじを書いてしまうでしょ？そこに、感情を肉付けしていくっていうのかな？
「桃太郎は鬼退治に出掛けました。」→「桃太郎は鬼退治に出掛けたけど、勇気があるなぁと思いました。」みたいに。
そうすると、とたんに「感想」になる。

「ヴィヴァルディの春の曲。」→ヴァイオリンの跳ねるようなメロディー→「弾むリズムが春を感じました。」とかね。

お家で、映画とかTV、ニュース番組でもいいから見ながら感想を言い合う練習をするといいかな？
昔は小論文の勉強で新聞の社説を読んで感想を書くということをしていた。

時間はかかるけど子供との会話をいろいろと多くして
子供の心の引き出しを増やしてゆくのがいいんじゃないかな

何もないって書いていい時と、何もなくても何かを書かなくてもいい時がある。作文や感想文だと、どう思うかより指定されたことが書けるかを問われていたりする。何を問われているのか読み取って書くようにしようって説明してた

英検の英作文とかも別にあなたのことを知りたいわけではいよね。問題に合った英作文が書けるかを問われているから自分が知っている単語を組み合わせて文を作るほうが簡単だよって教えてた。英作文の問題は小学生の時から高得点を取れてるよ

この先作文とか小論文とかで困るから、主が1学期にどんなことがあったか子供に箇条書きに書かせるとか？それを感想を入れて文章にする練習するとか小3ならやった方が良いと思う。

私も「正直者」だったので、そんな感じのこと書いては「書き直せ」と言われることしばしばだったよ。
そのうち、周りの子の発表を聞いて「あ～こういうのがウケがいいんだ」てわかってくるけど、正直に書いちゃって、先生が「それでいい」と言ってくれる人なのか試したりもあったな。
大抵は怒られるけど。

ろくなことがないので悪口になるな～だめだろうな～
→「たいしたこはない」「なにもない」
「何かあっただろ。書け」　一番の思い出は・・・
→「〇〇ちゃんと喧嘩になりました（詳細）先生が〇〇ちゃんの味方して嫌でした」
「いやなことは書くな」「楽しいことはないのか」　だから書かなかったじゃん～
→仕方ないから、ほんにどうでもいいことだけど「☆☆ちゃんとナニナニして遊びました楽しかった」と書く
「やればできるじゃん」とほめられるけど、何か違うよな～感だけ残る。

うちの子らの中にもこのタイプがいたので、思い出だったら「う～ん。生きてれば『なにか』は起こるよね?『覚えてる何か』があったら、それ書いたらいいよ」、目標だったら「なんでもいいけど、一つは考えろ」くらいは言う。
内容は問わない。
先生に何か言われたら、「うちの子正直なんで～すみませーん」と返しとく。
たまたま、子どもの方の担任は「雑巾を真面目に絞ります」でも「がんばってね」、「起きて学校に行くのがめんどうでした」でも「頑張ってきたんだね。３月期はもっと早く起きようね」と返してくれる人がそろっていたので、私みたいにひねくれずに育った。

そのうち、「課題」としての「作文」とか「小論文」はどうしたら高得点になるか?を考えて書けるようにはなったよ。私も子どもも。

『無』なんだと思う。
学ぶのではなくこなすって感じ。
意欲があれば好奇心でスラスラ文章かけるんだろうけど、そうじゃないからなにも感じないんだと思うし、そもそも文章の書き方とかもわからないんじゃないかな。

じゃあ「どうして何もないと感じたのか」と書かせてみたらどうだろう。

ルイ１６世が転生してきたのかー。

実際何もないから正直に何もないって書いたんだと思う
自分も読書感想文に「何も感じたことはない」って書いたし
大人になってから文章の上手い人に聞いたら「読書感想文は大人が喜ぶものを書くんだよ」と言われ、そんなこと習ってないから分からないよと思ったものです
主は何もないと感じてたんだよね？だったら子供の気持ちもわかるんじゃない？
何もなくても書く技術を教えてあげたらいいじゃない

とりあえずの対処としては学校に提出するものには点数がつくから脚色してでも出題者が求めてそうなことを書くことを勧めるしかないんじゃないかな。
「特にない」というのは自分の能力不足を棚に上げて開き直ってるだけで全く評価はされないんだよね。思ったことを素直に書けばいいんだよーは建前で、授業である以上提出物でも能力や学ぶ姿勢は全て点数つくから。
何も感じないのは自分に想像力がないか想像するための体験や知識が足りないことの表れ。まだ小3だし時間かけてたくさん経験と知識つけてあげてね。

うちも似たような感じでした
多少の誘導をしましたよ「どんな子と遊んだの？何したの？勉強で印象に残ったことある？」みたいな感じで思い出してもらう作業をいれました
性格とか普段の感じがわからないですけど、「めんどくさい」が勝ってるんじゃないでしょうか