人身取引の12歳、33日間で60人の客　「いやだ、やりたくない」

日本に一人残された少女は7月29日までの33日間で約60人の男性客を相手にして売り上げは約62万7千円だった。全額が経営者の男にわたり、店の取り分を引いた残りが、男の口座から母親の関係者名義の口座に送金されていた。

<中略>
12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「床にマットレス直置き」
母親と来日した12歳、文京区の「マッサージ店」で人身取引被害か 母親が7月中旬に出国したため、少女は一人取り残された。だが、次第に母親が迎えに来ることはないと思い始めた。
9月中旬に「タイに帰りたい。祖父母や妹に会いたい。中学校に通いたい」と思い、東京都港区の東京出入国在留管理局に向かった。
入管では「タイに帰りたい」と申告した。捕まる覚悟だったという。

https://www.asahi.com/articles/ASTC60S5ZTC6UTIL003M.html