• No.1 磨石

    25/10/30 10:53:04

    2020年には、造形芸術作家のデイヴィス・マッカーティー(Davis McCarty)氏がSNSを通じて「TWICEが私の造形物を盗用してミュージックビデオを作った」と主張する騒動も起きた。

    彼が問題視したのは、TWICEの『MORE & MORE』ミュージックビデオに登場する造形物だ。それは、色とりどりのガラスを用いて光が崩れる様を演出するマッカーティー氏の代表作「Pulse Portal」と酷似していた。

    TWICEの所属事務所JYPエンターテインメントは「ミュージックビデオの制作会社には、既存作品を手掛けたクリエイターとの話し合いを通じて問題を解決してほしいと要請した」との立場を明らかにした。

    他にも、チョン・ソミの『Fast Forward』ミュージックビデオのキャラクターが、日本の漫画『うる星やつら』に似ているとの声が続出し、“トレース疑惑”が提起されたことも。ジャンルや対象を問わず、盗作問題は常にK-POPを取り巻く影となってきたといえるだろう。

    問題は、こうした「外」からの盗用疑惑が多かったケースに比べ、近年は「内部」での模倣やパクリ合いが顕在化している点だ。

    コンセプトやビジュアル、パフォーマンスの演出など、K-POP同士での「似ている」「盗んでいる」といった論争が目立ち始めている。

    具体例を挙げると、i-dle・ソヨンが作詞・作曲に参加した曲『SUN』が公開された際に、一部のメロディーがATEEZの『WAVE』のサビに似ているという指摘が出たことが思い出される。これを受けてソヨンの所属事務所は、「いくつかのメロディーの類似性を認識し、それと関連してアーティストが直接その作曲家に状況を伝え、謝罪の言葉を伝えた」と謝罪した。

    前述したQWERとTHE BOYZの応援棒に関するデザイン論争も、K-POP同士の争いの一端といえるだろう。

    続く

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