• No.1 砥石

    25/10/28 07:25:12

    ■「『ちゃん』付けがセクハラだなんて……」と嘆くオヤジが残念な理由

    「オヤジ」という属性を持つ私たちにとって、このニュースを話題にするのはけっこうリスキーです。反応の仕方によっては、即座に「ダメなオヤジ」「困ったオヤジ」と認定され

     かねません。つい言ってしまいそうだけど、知らないうちに白い眼を向けられる危険なセリフをピックアップしてみました。

    ・その1「部下を『ちゃん』付けしたらセクハラだなんて、窮屈な世の中だな」

     記事をきちんと読めばわかりますが、「ちゃん」付け自体がセクハラとされたわけではなく、体型や下着に関する発言など、日頃から不愉快なことを言ってくるヤツが、仲がいいわけでもないのに馴れ馴れしい呼び方をしてくることが問題だと判断されました。

     こういう嘆き方をした途端、部下や後輩に「ああ、この人は表面的な情報に脊髄反射するしかできない残念な知性の持ち主なんだな」と思われるでしょう。そして、世の中を窮屈にしている張本人は、物事を表面的かつ単純な図式でしか見ない人たちです。

    ・その2「『ちゃん』付けが嬉しい人だっているはずなのに、理不尽な話だよね」

     嬉しい人もいるかもしれませんけど、嫌と思う人もたくさんいます。判決は「誰かれかまわず言っていわけじゃない」という当たり前のことに気づかせてくれたわけで、理不尽でも何でもありません。部下や後輩は「こういう人が、相手との距離感を考えずに『ちゃん』付けしちゃうんだろうな。ああ、気持ち悪い」とウンザリした気持ちになるでしょう。

    ・その3「嫌なら嫌だって言えばいいのに。言えないほうも悪いんじゃないの」

     出た! 被害者にも落ち度がある理論。このセリフを聞いた人は「なるほど、性犯罪の被害者に平気で誹謗中傷の言葉を投げかけるのは、こういう人か」とか「自分が男性の上司であるってだけで、どれだけ周囲に気をつかってもらっているかを自覚していないなんて、どこまでおめでたいんだろう」と感じずにはいられないでしょう。

    続く

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。