もう先生は絶対叱れない世の中です。

先生と呼ばれる職業について、日々お子さんを指導しています。
一所懸命に向き合っていると、やっぱりたまに本気で叱ってしまったりもしてたんですがね。。
なにかあるとすぐ保護者からクレームが来るようになりました。
多分その子には発言してないことでも、小さなお子さんだと勘違いして自分に言われているような気分になったりもするじゃないですか。
で、それを保護者に伝える、保護者は匿名でクレームの電話する、教育者はただただ誰のことか、どの先生に向けて言ってるのか、その場の状況も解らずそれを伝えられる。
そうなると、当然上からも言われますよね。こういう世の中だから、と。
そりゃ、現場の教育者がどれだけ子ども達の為に言ってるか解ってるから(普通は嫌がらせや子どもに八つ当たり、捌け口なんてないですからね。ニュースである悲惨な事件なんて本当に特別な、先生になってはいけない人の話だと私は思ってます。)遠回しに遠回しに伝えられますがね。
要は、なるべく穏便に、子ども達の将来より、保護者のクレームがないことを優先しなさい、というわけですよ。
何のために教職を選んだのか。
これからは、皆さんの可愛いお子さんを愛を持って本気で叱ってくれる、真の先生は消えていくでしょう。
それが今後の我が子へ多大なる負の影響を与えるとは知らずに。。
これから、しつけは家だけで完璧にしないと本当に危ない世の中になると思います。