犬嫌いなのに勝手に飼い始めた

まずはすごく腹が立ち、疲れている状況だと伝わりました。勝手に家に犬を連れてこられて、約束も守られず、掃除や被害がほとんど自分にのしかかっている──それは本当にストレスになります。あなたが「犬が嫌い」であるという感情も正当ですし、その気持ちを尊重されるべきです。以下、今すぐできる現実的な手順と使える文面（旦那さん／娘さん向け・保護団体問い合わせ用）をまとめます。状況を悪化させず、かつあなたの安全と精神的被害を最優先にした対処案です。

できるならしばらく別の場所（実家など）に避難するのは正当な対処です。戻るのが怖ければ無理に帰らないでください。

家族に突きつける：具体的に約束させる（書面化が有効）

口約束では守られないので、**簡単な「家庭内ルール（書面）」**を作って署名を求めましょう。ポイント：

犬の**主な世話責任者（名前）**を明確にする（給餌、散歩、トイレ掃除、予防接種費用など）。

毎日の世話の具体的分担（例：朝の散歩＝娘、夜の散歩＝夫、週1回のブラッシング＝誰、糞尿の清掃＝誰）を決める。

犬をリビング等共用スペースに出さない、寝室に入れない等の空間制限。違反時のペナルティ（例：罰金ではなく「動物病院費・用品購入を世話責任者負担」など）を決める。

下に短い「署名用テンプレ」を載せます。プリントして署名を求めてください（署名が渋るなら、あなたの要求は正当であると再度伝えましょう）。

署名用テンプレ（家庭内ルール）

（書式例）

犬の名前：＿＿＿＿＿＿　迎え入れ日：＿＿＿＿＿

私は以下の内容に同意し、実行することを誓います。
1. 主な世話責任者：＿＿＿＿（氏名）
2. 給餌・散歩の分担（具体的に）：＿＿＿＿
3. 糞尿の掃除と消臭は毎回責任者が行うこと（証拠写真を求める権利を家族が保持）
4. リビング・寝室等共用スペースへの出入り禁止（許可された部屋のみとする）
5. 予防接種・マイクロチップ登録・動物病院受診費用は責任者が負担する
6. 上記ルールを30日以内に守れない場合、犬の再譲渡または里親募集を実行する手続きを開始する
（署名欄）
夫：＿＿＿　日付：＿＿
娘：＿＿＿　日付：＿＿
私（同居人）：＿＿＿　日付：＿＿

「世話の分担と糞尿清掃は誰がいつやるのか、すぐに明確にして。守れないなら里親に出すことも検討する。私は犬を勝手に処分したりしないが、家庭内でのルールを守らないなら対応する。」

旦那（所有者）に正式に返還または譲渡を求める

保護団体・シェルターへ相談

地元の動物保護団体は「飼育に困っている」相談を受け付けてくれます。事情を説明すれば、里親募集のサポートや一時預かりをしてくれる団体もあります（手数料や条件は団体による）。問い合わせの際は前述の証拠が役立ちます。

市の動物管理センター（保健所）にも「家庭の事情で飼育継続が困難」と相談できます。

里親募集の進め方

里親募集サイト、SNS、保護団体に投稿する。健康記録や写真、性格の説明、譲渡条件（先住犬との相性、家族構成確認）を掲載。

1か月ルールを守れなければ里親募集開始、という罰則を設ける。