• No.5 石の上にも三年

    25/07/24 00:35:16

    ① なぜ働けないの?
    日本の法律では「原則として15歳(中学卒業)より前の子どもは働いてはいけない」と決まっています。
    これは、子どもはまだ勉強している途中で、心や体が大人ほど強くないからです。
    もし働けるようにしてしまうと、大人が子どもを無理やり働かせたり、勉強のチャンスを奪ったりする危険があるからです。

    ② じゃあお金が必要なときは?
    子どもは自分でお金を稼がなくても、保護者(親など)が面倒を見る責任があります。
    日本では、保護者が子どもに生活に必要なもの(食べ物、服、勉強の道具など)を用意することが義務になっています。

    ③ じゃあ盗んでもいいの?
    もちろん、盗みはダメです。
    でも、日本の法律では 14歳未満は刑事責任を問われない(=刑罰を受けない) と決まっています。これを「刑事未成年」といいます。
    ただし、盗んだことが発覚すれば、警察や児童相談所が関わって「なぜダメかを教える」教育的な対応がされます。
    つまり、罰するよりも「更生させる=正しい道に戻す」ことが目的です。

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