• No.36 塵も積もれば山となる

    25/07/18 05:50:53

    パワハラに該当するか(一般的な基準)

    厚労省のガイドラインでは、パワハラは次の3つを満たすとされている

    1. 優越的な関係を背景に(このケースでは上司と部下なので該当)
    2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動

    3. 労働者の就業環境を害すること


    →トピックのケースでは、2と3がグレーゾーン。


    業務指示として適正な面もある。

    ・CCに入れてと言うのは業務上妥当。
    ・共有の手順を聞かれて、指示するのも当然。
    ・「メモを取って」と言うのも合理性はある。


    ただし、言い方やトーンに問題があるかも

    「前にも説明しませんでしたっけ?」
    →やや冷たい&突き放す言い方。

    「今やりましょう」
    →命令的。自分のペースが尊重されていないと感じる。

    他の人にはこういう言い方をしないのであれば、特定個人にだけ厳しい言動=パワハラに近づく。


    世代間ギャップも関係あるかも

    ・40代後半からすると「そんな言い方する?」と感じる一方で、20代後半の若い上司世代は「効率・タスク優先でサクサク進めたい」タイプも多い。
    でもだからといって、配慮を欠いていい理由にはならない。

    結論としては
    法的に明確なパワハラとは言い難いが、
    「精神的な負荷が高くなる指導スタイル」であり、配慮に欠けている。
    他の同僚への対応と比較して、主だけが厳しいなら「感情的に納得できない不公平さ」は十分ある。積もると、メンタルへのダメージになるので、記録を取っておくのはおすすめかもね。

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