• No.2 一度失敗しても、それが学びになる

    25/06/11 13:59:32

    渡部准教授は、国産米の生産拡大や流通、コメの備蓄のあり方を改めて検討すべきと続ける。

    「コメは野菜などの農作物とは違い、収穫したものを1年間を通して平準化しながら出荷していきます。売れるから出せばいいというものでもなく、一定のコントロールが重要です。流通に関して制度的には自由化されているので、届け出さえすれば誰でもコメが売れます。ですが、極端な価格急騰や下落があった場合にどうするのか。コメの生産や流通に対して国の関与は今、『最低限の備蓄はします』『生産数量目標はアナウンスします』くらいのものなので、不測の事態に備えることはもちろん、安定的な国内生産体制を構築するためにも、国が適切に介入、管理するという仕組みを整えることが必要になってくると思います」

     令和の米騒動は、消費者にとって不透明だったコメ生産や流通に関する流れを可視化したともいえる。コメの安定供給を多くの国民が望んでいるのだが……。

    「コメを単なる商品ではなく、主食として、国の礎として位置付けるのであれば、米価が急落して生産者の手取りが下がった場合にはしかるべき価格で国が買い取るなどの措置が必要。食料安全保障という観点からも国がもっと、お金をかけて取り組むべき問題です」

    (AERA編集部・秦正理)
    https://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-258339.html

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