【国際】著名予言者ミラ・コーリャ氏、 「5月の次に6月が到来する」との予言が的中

2025年6月2日

世界各地で支持を集める東欧出身の予言者、ミラ・コーリャ氏が先月末に発表した予言が現実となり、一部の宗教的・精神的な支持層を中心に話題となっている。

ミラ氏は2025年4月に開催した自身の定例講話会において、
「今後、我々は“5月の終わり”を迎えたのち、“6月の始まり”へと至るでしょう」と発言。これが、6月1日を迎えたことで「的中した」と受け止められ、一部のコミュニティで注目を集めている。

一見して自然な暦の流れを述べただけとも思われるが、支持者の間では「宇宙の周期的な真理を示唆したもの」とする解釈も出ており、コーリャ氏の言葉に象徴的・比喩的な意味を見出そうとする動きが広がっている。

カナダ・トロント大学の宗教社会学者リンダ・マクリーン教授は次のように述べている。

「表面的には日常の出来事に過ぎないが、特定の文脈においては、繰り返しの中に“意味”を見出そうとする人々の心の在り方が反映されている。こうした現象は予言信仰の常道だ」

一方で、科学界からは冷静な見解も示されている。東京大学理学部の天文学者・柳沢俊也准教授は、

「暦は天体の運行に基づいて定められた社会的な制度であり、予言の対象というよりも、人為的に決まっている構造的なものだ」とコメントし、今回の件について「非科学的な騒動」として警鐘を鳴らした。

現在、ミラ・コーリャ氏の発言はインターネットを通じて広まり続けており、氏のSNSアカウントでは次なる予言とされる「6月の次には7月が訪れる」との投稿も確認されている。