- なんでも
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同社への質問に対する同社の回答は画像によって御承知願いたい。
回答中、「ネオニコチノイド系農薬は禁止される国が多く、ミツバチの調査をしている方から特に注意した方がいい農薬、という認識をしています。(最近の参考文献 ネオニコチノイド静かな化学物質汚染)お茶でも使用されている事を知り、一つの例としてあげさせていただきました。」と記載がある。しかし、今日に至っては茶に適用される殺虫剤についてIGR剤(昆虫の脱皮 , 変態や生殖 に かかわ る 生理作用をか く乱する化合物の総称(中村知史「昆虫成長制御剤開発の最近の動向」 (https://jppa.or.jp/archive/pdf/52_07_01.pdf)の「はじめに」を参照のこと))やBT剤(対象とする害虫に対して特異性(対象のみに効果を現す性質)の高い微生物を使った農薬(姫 野 道 夫「微 生 物 殺 虫 剤(BT剤)の 改 良 と作 用 メ カ ニズ ム」 (https://www.jstage.jst.go.jp/article/microbes1996/14/4/14_4_245/_pdf/-char/ja)の 「1. は じめ に」を参照のこと)といった選択毒性の高い農薬が普及しつつある(IGR剤の選択毒性の高さについては石 島 力・藤 田 夏 姫・佐 藤 安 志・大 泰 司 誠「チャのハマキガ類の卵寄生蜂キイロタマゴバチ成虫に対する各種農薬の影響」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/cha/2010/110/2010_110_59/_pdf)を参照のこと)にも関わらずあえて選択毒性の低いネオニコチノイドをその例に出した意図が不明である。(続く)- 0
25/04/24 20:09:59