広末涼子は”キャラ”を演じていた…演劇関係者が語る「モンスターのような一面」「透明感より狂乱感」 へのコメント（No.114）

昔、夜の街で働いてた頃、広末を何度か見たことがある

当時からぶっ飛んでると言われてた通りの人で、ホテルで働いてた友達は広末から暴言を吐かれて大嫌いになってたし、私も最初は印象悪かったんだけど、何度か近くで見てるうちに「切ない子だな」という印象に変わった

広末が好きになる男には特徴があって、岡沢高宏（デザイナー）、キャンドルジュン（アーティスト）、鳥羽周作（シェフ）とみんな才能を持ってる。一方で、ガラが悪かったり、タトゥーだらけだったり、ブサイクだったり、見た目で世間から良い印象を持たれない。そういうギャップに惹かれる

それはたぶん、広末の自己認識が真逆だから。世界一美しい空っぽの箱。泥酔して醜態をさらしてるときでさえ透明感があって綺麗。みんなからチヤホヤされる。でも、中身は何もない。広末はそういう自分をよく分かってたと思う

だから時々、自分を壊したくなる。酒に溺れて、道路に座って、踊り狂って、車を飛ばして、悪い男と付き合って。そういう生活の中で自分とは真逆の男と出会って好きになる。空っぽの箱の中身を満たしてよ、と思う

そして今、歳を取って美しい箱でもなくなってくると、もう何もない。元々、女子としては最弱の部類だから、男を捕まえておくこともできない

芸能界は美しい空っぽの箱を集める場所。広末はそんなところに連れていかれずに、高知の山の中で伸び伸びと人生を送ったほうが幸せになれたのに

広末のニュースを見るたびにそう思って切なくなる