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- 25/02/09 07:58:17
2025/2/3 07:00
塾講師をしながら2人の息子を育てていた私は50歳の春、東京大学文科三類に合格しました。(略)
私は10代の受験でも東大を目指していましたが2浪の末、早稲田大に入ったという経緯がありました。
結婚後は、専業主婦でした。塾講師として働いた経験を生かそうと次男の小学校卒業を機に、兵庫県姫路市内で中学生向け補習塾「安政ゼミナール」を開業しました。(略)
◆次男とともに挑戦
時が流れ、次男も浪人して東大受験に挑むことに。私は自分が東大を目指していたころに、模試でA判定まで取っておきながら本番で力を発揮できなかった後悔がありました。東大を目指して受験勉強に取り組む次男を見ながら「一度はあきらめた東大に私も再挑戦したい」と思ったのです。
ただ、私の受験が次男に悪影響を及ぼさないか心配でした。それで6月の終わりころ、次男の予備校での面談で、担任に相談すると「同じ受験生としての母親の頑張りは大きな励みになる」と応援してくださり、受験勉強を本格的に始めることにしました。
平日の夜は補習塾での指導もあり、日常は大きくは変えられません。隙間時間や気分転換として家事をこなし、それ以外の時間はすべて勉強にあてました。独学での勉強でしたが、最初に受けた東大模試で全国40位くらいだったので、手ごたえを感じました。(略)
◆フランス留学も
(略)
次男はすでに早稲田大に合格しており、少し安心して東大の結果発表の日を迎えました。合格通知を運ぶ郵便局のバイクが自宅前に止まる音で、誰かの合格を確信しました。
合格通知の宛名は私の名前。そのときは「息子はだめだったか…」という思いが先にたち、自分がやりきったという実感は後からわきました。
大学時代は都内の別の場所で暮らし、時々会ったりもしました。私は東大在学中にフランス留学も経験。教養学部地域文化研究分科イタリア地中海研究コースを卒業しました。(以下略)
https://www.sankei.com/article/20250203-PR7HHAB7FRNXLGQ5GJL5SHIEQY/
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