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- 24/12/17 10:53:39
2024/12/17 08:43
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241217-OYT1T50029/
兵庫県の斎藤元彦知事は17日、知事選で再選されてから1か月を迎える。パワハラなどの疑惑を内部告発された問題を巡り、全会一致で不信任を決議した県議会や職員との関係修復を進めるが、辞職した副知事の後任が決まらないなど課題は山積している。(略)
内部告発で指摘された部下へのパワハラは否定したが、机をたたいて 叱責しっせき したり、付箋を投げたりする行為は認めた斎藤知事。県幹部によると、再選後は職員に対する言葉遣いが丁寧になり、強い口調はなくなったという。
一方で、一連の混乱の責任を取って7月末に辞職した片山安孝前副知事の後任人事は、12月議会への提案が見送られた。県議会各会派との調整などを一手に担っていたのが片山氏だった。
斎藤知事周辺によると、斎藤知事は後任を庁内から起用する意向だが、県幹部は「受けてくれる人はなかなかいないのではないか」と懸念する。
斎藤知事にとっては、新年度予算案を提案する来年2月議会が正念場となる。知事肝いりの県立大の授業料無償化に自民などの一部県議が反発しており、ある県議は「2月議会は大荒れになる」と指摘する。
県内41市町との関係も課題だ。22市長が知事選で対立候補への支持を表明。斎藤知事に辞職を求めた小野市の蓬莱務市長は11月21日の記者会見で、「県と連携するのは当然だが、言うべきことは言う」と述べた。
内部告発問題を巡っては、県議会百条委員会と県の第三者調査委員会の調査は続いている。
百条委は今月25日、斎藤知事に対する3回目の証人尋問を実施し、パワハラなどの疑惑や内部告発への対応について総括質疑を行う。来年2月中旬までに調査報告書をとりまとめる。
一方、弁護士でつくる第三者調査委は、来年3月末までに報告書を出す方針。調査結果次第では、県政が再び混乱するとの見方もある。
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