草津小学校で発生した教諭による横領について

草津小学校の３０歳代教諭が保護者から集めた積立金など約１６２万円を私的に流用していた（https://www.yomiuri.co.jp/national/20241202-OYT1T50201/）と知り、非常に驚いております。公立校の教諭が人様から預かった金員を横領する等公僕の風上にも置けない蛮行であります。しかし、これは当該教諭だけの問題ではありません。「学校徴収金等に関する取扱いハンドブック」では月に1度金員等の残高確認をすることになっているはずです（令和５年７月14日付け草津市監査委員告示第５号での老上西小学校指摘事項、同じく笠縫東小学校での指摘事項）。さて、報道によれば同教諭は１０～１１月の間、教頭が管理する金庫から無断で６年生の行事で使うバス代５５万５０００円、５年生の積立通帳などから１０６万６８８６円を複数回にわたって引き出すなどして私的に使った（https://www.yomiuri.co.jp/national/20241202-OYT1T50201/）訳ですが、金員の紛失が発覚したのが11月22日です（出典同じ）。もし、前記「学校徴収金等に関する取扱いハンドブック」の決まりを同校が守っていれば金員の状態異常に気付くのはもっと早かったでしょう。以上のことから同校が「学校徴収金等に関する取扱いハンドブック」を遵守していない畏れが極めて高いと思われます。これは地方自治法第199条第5項に拠り同校に監査を行うべきものと存じます。また、これを機に急ぎ草津市立小中学校に監査を入れるべきものと存じます。
このことを草津市監査委員（メールアドレス：kansa@city.kusatsu.lg.jp）（〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号）に言うべきものと心得ます。