【沖縄】わずか“15匹”から復活も保存活動は停滞…縄文時代から沖縄に暮らす「琉球犬」

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  • 24/09/30 09:03:56
県の天然記念物に指定されている琉球犬。現在は頭数が減り絶滅が危惧されています。そんな琉球犬を守ろうと奮闘する男性の思いに迫ります。

凛とした表情を見せる「くぅま」。県の天然記念物の琉球犬です。

「くぅま」がいるのは、大宜味村の辺土名高校。1年生の山城孝太さんがお世話しています。

縄文時代初期に沖縄に渡ってきたとされる琉球犬。イノシシなどを追う猟犬として飼われていました。

■純粋な琉球犬が何匹残っているか 正確には分からない

▽保存に取り組む 東竜一郎さん
「琉球犬のよく言われている見た目の特徴は、爪ですね。後ろ足に「狼爪」というのがあるのが特徴。あとはトラ毛、黒字にマーブル模様、トラ毛が入っていたり」

「色んな犬が沖縄で飼われていて雑種化したり、本当の琉球犬の血統を持った犬は、すごく少なくなっていったと思う」

東竜一郎さんは9年間勤めていた高校の教師を辞め、現在は琉球犬の保存に力を入れています。

沖縄戦などの影響で減少した琉球犬。一時は15匹まで減ってしまったという過去もあります。その後は1200匹まで回復しましたが、現在の数は正確には分からなくなっています。

絶滅を防ごうと、1990年には保存会が設立されましたが、繁殖の難しさや個人負担の大きさなどから会員が減り、保存会で最も大切な、琉球犬の純血を証明する「血統書」も20年近く発行されていないという現状があります。

なお現在、「くぅま」は花婿募集中だということです。(取材 喜久本愛理)

9/25(水) 15:39配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbafa5a1453c1e4908554f097f44fb6fa10a271d
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240925-21448304-rbc-000-3-view.jpg

【写真を見る】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/1448304

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