９月は夏か？　秋か？ へのコメント（No.123）

白黒つけたがる傾向がある病気や障害には、次のようなものがあります。自閉スペクトラム症（ASD）やアスペルガー症候群（ASD、 ADHD。
自閉スペクトラム症やアスペルガー症候群の特性を持つ人は、物事を良いか悪いか、正しいか間違っているかなどの2つの極端なカテゴリーに分けて考える傾向があります。これは「白黒思考」や「二極思考」と呼ばれ、あいまいな状況を理解することが苦手であることが原因と言われています。
また、完璧主義の傾向がある人も白黒思考になりやすいと言われています。これは、結論がはっきりせずに中途半端な状態や二分できないものを嫌うことが原因です。
一方、読書の習慣がある人は、認知的閉鎖欲求が低下しやすいため、「曖昧さ耐性」が高まると言われています。認知的閉鎖欲求とは、曖昧さを嫌い、白黒はっきりさせたがる欲求のことです。