お盆に線香あげにも来ないで沖縄旅行なんて へのコメント（No.85）

父方の祖母はかねがね「生き仏が先」と言っていた。分家の核家族だから言えることだったかもしれないけれど、世間の慣習に縛られて金銭的にも体力的にも仏事に必要以上のエネルギーを注ぐのを
よしとせず、祖父が死んだ時、まだ未成年だった子どもたちの教育費を最優先とした。
それでも亡き人を偲ぶ心をきちんと形にして、お盆には祭壇を作って、迎え火と
送り火をしていた。
生き仏が先と言えるのは、喪主だけの権利なのね。
主さんの限られた夏休みと自由時間で
家族旅行をするのは基本自由だけど
少し振り返って、やり直しの出来ない新盆ならば、お母様のために、ささやかでもお仏前やお花を送るぐらいの心遣いは出来ないのかと残念に思う。