ゲンキー･ドラッグストアーズの売上高､利益とも過去最高を記録

ゲンキー・ドラッグストアーズの売上高、利益とも過去最高を記録…何が人気?　2024年6月期連結決算

2024年7月30日 午前6時10分
福井新聞

　Genky DrugStores（ゲンキードラッグストアーズ）の２０２４年６月期・連結決算は物価高の中、節約志向の消費者を取り込み、来客数は前期比４・７％増となった。売上高、各利益ともに過去最高を記録した。

　買い物客の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品ぞろえを強化するとともに、生活必需品のディスカウント戦略に尽力した。食品の売上高は全体の７割を占めた。

　標準化された店舗であるレギュラー（Ｒ）店を３１店出店するなどし、６月時点のＲ店は全４３３店中３８６店。セルフレジは１１５店で導入を終え、来年９月までにＲ店全店で設置を終える予定。

　２５年６月期は４９店の新規出店を計画しており、既存店でも建て替えなどで活性化を図る計画。引き続き生鮮食品に力を入れ、増収増益を予想している。

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　１月の能登半島地震で、建物や駐車場が被災した店舗があったが、地震発生後すぐに営業を再開しており、決算への影響はなかった。

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