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閉会式
新型コロナ患者数は10週連続で増加中 “自分は熱中症”と検査拒否…認めたくないのは経済的な理由も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG7/24(水)20:49
新型コロナウイルスの患者数が、全国で増加しています。厚生労働省が全国およそ5000の医療機関から報告されている患者数は、7月14日までの1週間で5万5072人。1医療機関あたりでは『11.18人』と、10週連続の増加となりました。
コロナ検査、なぜ拒否? 検査費や薬代の経済的な負担が理由か
上村彩子キャスター:
取材をしたインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は「7月に入って以降、週を追うごとにコロナ陽性の患者が増加している」と話します。
一方で「コロナウイルスの感染が疑われる患者の中には“自分は熱中症”と主張し、検査を拒否したケースもある」ということです。どうしてこのようなことが起きているのでしょうか?
まず、新型コロナウイルス感染と“認めたくない”理由で大きなものとしては、5類に移行したことで、経済的な理由もあるそうです。それぞれ3割負担でPCR検査は約6000円、抗原検査は約2000円となっています(Nスタ調べ)。
さらに、陽性と診断されて処方される経口薬は5日分・3割負担の場合、ゾコーバは約1万5600円。パキロビッドパックは約2万9700円、ラゲブリオは約2万8200円で、3割負担でも3万円近くの金額がかかってきます(Nスタ調べ)。
また、感染した場合に厚生労働省が外出自粛を推奨している日数は、発症日を0日目として5日間です。5日経っても症状がある場合は、症状が軽快してから24時間程度は外出自粛が推奨されています。
陽性と診断されると、学校や会社を休まなければならない。自分の予定も変えなければいけない。そんな心理的な負担もあるそうです。
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