- なんでも
- 玉入れ
- 24/06/02 19:44:12
2003年2月、ニューヨーク市マンハッタンでビル地下室の解体準備をしていた作業員が、凄惨(せいさん)な現場を発見した。じゅうたんに巻かれてコンクリートで固められ、白骨化した10代の少女の遺体だった。 - (1/3)
遺体と一緒に「PMcG」のイニシャルが刻まれた金の指輪と、ブラジャー、1969年の10セント硬貨、緑色のプラスチックのおもちゃの兵隊が見つかった。
捜査当局は、パトリシアが1969年末か70年初めに殺害され、ビルの地下に埋められたと見ている。
先端技術を使って両親の身元やブルックリン区の住所も突き止めた。公文書を入念に調べた結果、パトリシアの洗礼カードや学校の記録といった情報が発見され、殺害されるまでの数年間の様子が浮かび上がった。
DNA鑑定では複数の人物との関係が浮上した。そのうちの1人は、2001年9月11日の米同時多発テロで死亡した女性の母親だった。
パトリシアが殺害されたと推定される時代、現場のビルには「ザ・シーン」というナイトクラブがあった。若手起業家が経営する同クラブは1960年代のセレブが集まる人気スポットで、ドアーズとジミ・ヘンドリックスのジャムセッションが開かれていた。
(中略)
「彼女の年齢とカトリックだったこと、当時は常識外れではなかった若さで結婚していたことから我々は、おもちゃの兵隊は彼女が当時妊娠していた可能性と何か関係があるのではないかと疑った」と捜査員のグラスは言う。
(中略)
殺害された当時、パトリシアは家出していて、子どもは養子に出された可能性があった。
だが子ども探しは難航している。当時、養子に出されたり引き取られたりした子どもの出生証明書は、生みの親ではなく里親の名前で発行されていた。
グラスによると、パトリシアの夫は遺体が見つかったビルと関係していた。しかし捜査が続いていることを理由にそれ以上の詳細は明らかにしていない。
・警察が作成した少女の合成画像/NYPDhttps://www.cnn.co.jp/usa/35219563.html
https://www.cnn.co.jp/usa/35219563.html
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