北海道の阿寒湖の２人目の遺体、２人とも救命胴衣の着用なし

北海道の阿寒湖の２人目の遺体、帯広市の38歳の会社員と判明…先に発見の札幌市の39歳と、モーターボートで釣りに出たとみて確認へ　２人とも救命胴衣の着用なし


5/6(月) 11:19配信


　５日午後、北海道釧路市の阿寒湖で見つかった遺体は、帯広市の38歳の男性と判明しました。警察は、３日に２人でモーターボートで釣りに出たまま、行方不明になっていた２人目とみて、確認をすすめています。

　死亡したのは、帯広市の会社員、小浜康徳（こはま・やすのり）さん38歳です。


　阿寒湖では３日早朝、札幌市の自営業、高田佳和さん39歳と、もう１人の男性がモーターボートに乗って釣りに出たまま、行方がわからなくなりました。

先に小島の近くで、高田さんの遺体を発見

　警察などが捜索し、４日午前４時40分ごろ、湖の小島の近くで、高田さんの遺体を発見、さらに５日午後１時40分すぎ、小浜さんの遺体を見つけました。


　小浜さんが高田さんと一緒に行方不明になった男性とみて、確認をすすめています。

小浜さんの捜索

　モーターボートは、小島から200～300メートルほどのところで沈んでいました。

阿寒湖畔では３日正午すぎ、14.2メートルの最大瞬間風速を観測

　阿寒湖畔では、３日正午すぎ、14.2メートルの最大瞬間風速を観測するなど、風の強い状態が続いていて、警察は、引き続き事故の原因などを詳しく調べています。

　２人とも発見時、救命胴衣を着用していませんでした。