• No.88 ひれ鍋

    24/04/25 18:02:27

    親の死後、相続人となる子どもたちは親の財産を分け合います。

    しかし、親の介護をしていた子どもは、ほかの子どもよりも多くの相続分を受け取ることができるのでしょうか?
    実は、介護をしていたからといって、相続分が増えるということは原則ありません。
    なぜなら、親の介護は親族間の扶養義務に該当するためです。

    原則として親の介護は親族間の扶養義務に該当する
    親族間には、互いに扶養する義務が法律で定められています。

    この扶養義務には、生活費や医療費などの経済的な援助だけでなく、身体的・精神的な世話や看護も含まれます。

    したがって、親の介護をすることは扶養義務の一環として当然おこなうべきことと考えられているため、介護をしたからといって相続分が増える特別な理由にはなりません。

    一定の要件を満たせば介護による寄与分が認められる
    ただし、介護をした子どもがほかの子どもよりも多くの相続分を受け取ることが例外的に認められる場合もあります。

    それは、介護による「寄与分」と呼ばれる制度です。

    この制度では、以下の要件を満たす場合に限り、介護をした子どもが相続分に加えて寄与分を受け取れます。

    介護をした子どもがほかの子どもよりも多くの負担を負ったこと
    介護をした子どもが親の財産形成に貢献したこと
    ほかの子どもが介護に協力しなかったこと
    親が介護をした子どもに対して感謝や報酬の意思を示したこと

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