- なんでも
- きりたんぽ鍋
- 24/04/24 14:20:26
おととし、大阪府富田林市で孫で当時2歳だった女の子の手足を縛るなどし、ベビーサークルに閉じ込めたうえ、十分な水分や食事を与えず熱中症で死亡させた罪に問われた、祖母・小野真由美被告(47)の裁判が開かれ、大阪地裁堺支部が求刑通り、懲役9年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、小野被告は内縁関係にあった桃田貴徳被告(52)とおととし6月、自宅に設置したベビーサークル内に、孫の優陽ちゃん(当時2歳)の手足を粘着テープで縛るなどして閉じ込め、熱中症で死亡させたとして、逮捕監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われていました。
被告らは優陽ちゃんを閉じ込めている間、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどに遊びに行き、外泊していたことがわかっています。
これまでの裁判で小野被告は、保護責任者遺棄致死罪については認める一方、「緊縛した事実はない」などと起訴内容を一部否認していました。
一方、検察側は「長期間の虐待の結果、起こるべくして起きた悲劇で、被害者の生命安全は、被告に最も大きく依存していた」などとして懲役9年を求刑していました。
16日の判決で大阪地裁堺支部は、手足の緊縛も含めて起訴内容どおりの行為があったと認め、被告の主張を退けました。
その上で、「改造されたベビーサークルのなかで、視界を奪われるなど劣悪な環境のなか1人残され、死に至った被害者の苦痛や絶望は察するに余りある。日常的な虐待の末の犯行で、動機も身勝手で酌むべき事情は乏しい。被告は被害者から生命、身体安全を最も依存されていながら犯行を主導していて、刑事責任は桃田被告より重い」などとして、小野被告に対し求刑通り、懲役9年を言い渡しました。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/84a71bcebe3a24118974002fd14b169369e16161&preview=auto
- 0 いいね