ダイハツ主力の軽自動車「タント」約4か月ぶり生産再開

ダイハツ主力の軽自動車「タント」約4か月ぶり生産再開　認証試験の不正で生産停止　滋賀工場

ダイハツ工業　滋賀工場
　ダイハツ工業は10日、認証試験での不正問題を受けて一時出荷・生産を停止していた主力車種の軽自動車「タント」について、滋賀県竜王町の滋賀工場で約4か月ぶりに生産を再開しました。

　軽自動車の「タント」と「シフォン（SUBARU）」は、国土交通省による立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、先月11日に出荷停止の指示が解除され、3月25日から出荷が再開されていました。その後、部品の仕入れなどの調整がつき、10日から生産についても再開されました。

　滋賀工場では、「ロッキー」「ライズ（トヨタ）」「レックス（SUBARU）」の生産が3月18日から再開されていますが、主力の「タント」の生産再開により、稼働率は大幅に上がるとみられます。

　ダイハツでは、国内4工場のうち、京都工場は2月12日から、大分工場は2月16日から生産を再開し、残る大阪府池田市の本社工場も「コペン」「トヨタ・コペン」については4月15日に出荷を再開するということです。本社工場の生産の再開については決まっていません。