- なんでも
- タイスキ
- 24/03/22 11:03:13
宮城県の産業廃棄物処理会社で、病院から出た胎盤や血液などの「感染性廃棄物」が長年処理されず、放置されていたことがJNNの取材で明らかになりました。廃棄物の処理過程を管理する「マニフェスト」を偽造し、「処理した」とウソの報告も。「前代未聞の事態」。対応に追われる病院は…。そして、記者の直撃取材に会社の社長は…。
■「バイオハザード」を違法に放置 人の臓器も…
山積みのタイヤに水色のラインが入った大きな袋。分厚い扉の先には白色の容器がうず高く積み上げられています。
容器には黄色や赤色のマーク。「感染性廃棄物」を意味するバイオハザードと呼ばれる印です。
この映像は宮城県加美町にある産業廃棄物処理会社「砂押プラリ」の内部を撮影したもの。ここで前代未聞の不正が行われているというのです。
「TBSインサイダーズ」への投稿
「敷地内工場の冷蔵庫には、病院から回収した注射針、血液、胎盤が大量に残っています。数年にわたり、回収した感染性廃棄物が未処理のままの状態です」
実際に「砂押プラリ」に向かうと人気はなく、作業が行われているようには見えません。ここで一体、何が行われていたのか。元従業員がJNNの取材に応じました。
■胎盤や血液…感染性廃棄物を放置 元従業員「いつからか見当がつかない」
「砂押プラリ」元従業員
「(Q.そもそも砂押プラリさんはどんな会社ですか)医療系の特別産業廃棄物ですかね、そういったものを回収をして処分をしている会社」
「砂押プラリ」では、病院から集められた「感染性廃棄物」を滅菌処理し、リサイクルするための分別作業を行っていたといいます。
バイオハザードの印がある容器には何が入っていたのでしょうか。
「砂押プラリ」元従業員
「赤いものに関しては液状のもの。採血管だったり、あとは臓器とかも入っている。胎盤ですね、産婦人科さんから出てくるやつ。目に見えて積まれていくのが分かっているような状況で」
胎盤などの臓器は、本来、焼却処分されますが、そのまま保管されていたというのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/756b33a540cf514cca8d60fac675a28fcf497010
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