京アニ放火殺人事件、青葉真司被告に死刑判決

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    • ひとめぼれ鍋
      24/01/25 21:44:44

    【傍聴席では】
    傍聴席では、遺族とみられる人たちがまっすぐ前を見つめたり、うつむいたりしながら聞いている姿が見られました。

    【被告の生い立ちに言及】
    裁判長は判決理由で、被告の生い立ちについて述べました。
    裁判長は、「被告は子どものころ、父と兄、妹と生活していた。柔道大会で準優勝して盾をもらうが燃やされるなど身体的、精神的虐待を受けていた。中学校で不登校となり、定時制高校に通い、アルバイトをしながら皆勤で卒業した。卒業後は実家を離れ、住み込みで働いた。アルバイト先ではパイプいすを蹴るなど同僚を威嚇することもあった。コンビニでのアルバイトをやめた後、その後は茨城県内の実母と過ごしていた」と述べました。

    【被告 入廷時の様子は】
    青葉被告を乗せたとみられる車は、25日午前8時すぎに勾留されている大阪拘置所を出て、午前9時半すぎに京都地方裁判所に入りました。
    青葉真司被告(45)は車いすで押されて法廷に入りました。
    上下紺色のジャージを着て、マスクを着けていました。
    休廷となる前に裁判長から「言いたいことはありますか」と聞かれると、証言台で10秒ほど沈黙した後、「ありません」と答えていました。

    【傍聴券求める人は】
    判決を傍聴しようと、傍聴券の受け付けが行われた京都地裁近くの京都御苑の広場には、25日の朝早くから多くの人が集まりました。
    事件当時、現場近くに住んでいたという50代の男性は「焼けたあとのにおいを覚えています。精神疾患があるかもしれないという被告にどのような判決がくだるのか、遺族の気持ちにどの程度寄り添った判決になるのか気になっています」と話していました。
    福岡県から訪れた介護職の男性は「被告も自分も氷河期世代です。自分も仕事を見つけたり、居場所を見つけたりするのに苦労しました。被告にもいろいろな思いがあってこういう状況になったと思います。同じ時代を生きてきた人間として裁判の行方に関心を持っています」と話していました。
    神奈川県から訪れた女子大学生は「今までの公判の中で、被告人の態度をいろいろ記事などで見て、疑問に思うところ、不審に思うところがあったので判決そのものというよりかは、被告人がどのような姿勢で判決に臨むのか注目しています」と話していました。
    大阪府から訪れた20代の男性は、「アニメがすごく好きで、京都アニメーションの作品をたくさん見てきたこともあり、心が痛む事件でした。その判決がどうなるのか自分の目で見たくて初めて来ました」と話していました。

    【傍聴席 倍率は17倍余り】
    京都地方裁判所によりますと、25日の裁判では23の傍聴席に対し、409人が傍聴を希望し、倍率は17倍余り(17.78倍)となりました。
    去年9月の初公判では倍率が14倍余り(14.28倍)で、25日はそれを上回り、この裁判ではもっとも高い倍率となりました。
    (※これまでは、初公判の次に高かったのは最初の被告人質問の日の6.7倍。)

    つづく

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